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PCIeを19本も搭載!ASUSの変態ATXマザー「B250 MINING EXPERT」が発売
ビデオカードの枚数によってはGeForceとRadeonを混在させる必要もあり
2017年12月8日 07:05
PCIeスロットを19基備えた仮想通貨マイニング向けのASUS製B250マザー「B250 MINING EXPERT」が発売された。
店頭価格は税込17,100円前後。販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店、パソコンショップ アーク、ツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館。
仮想通貨のマイニングで「メガハッシュレート」を実現、ビデオカードの搭載条件には要注意
B250 MINING EXPERTは、Intel B250チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。
世界で初めて19基のPCIeスロットを搭載したというマザーボード。19枚のビデオカードを搭載して、仮想通貨のマイニングで「メガハッシュレート」を実現できるとアピールしている。
スロット数はPCIe x16×1、PCIe x1×18。PCIe x1スロットについては、1スロット分のスペースに3スロットが横並びになっているため、ビデオカードを接続する際はライザーケーブルを用いる必要がある。
また、パッケージ裏面のラベルによると、複数ビデオカードを装着する場合、カードの枚数によってはAMD製GPUとNVIDIA製GPUとを混在させる必要があるほか、14枚以上の場合はNVIDIA P106-100搭載カードが必須とのこと。混在させない場合の搭載可能枚数は、AMD製GPUが11枚まで、NVIDIA製GPUが8枚までとされている。
メモリスロットはDDR4 DIMM×2(最大32GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA、USB 3.1/2.0、PS/2(キーボード用とマウス用が各1基)、8チャンネルサウンド。大量のビデオカードを動作させるため、ATX12Vコネクタは3基搭載されている。
ちなみに、P106-100搭載カードについては、同社製の「MINING-P106-6G」も発表されている。MINING-P106-6Gもマイニングに特化した製品で、DisplayPortなどの映像端子が省略されている。店頭での販売は未確認。
[撮影協力:パソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]