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PCIeを19本も搭載!ASUSの変態ATXマザー「B250 MINING EXPERT」が発売

ビデオカードの枚数によってはGeForceとRadeonを混在させる必要もあり

 PCIeスロットを19基備えた仮想通貨マイニング向けのASUS製B250マザー「B250 MINING EXPERT」が発売された。

 店頭価格は税込17,100円前後。販売ショップはパソコン工房 秋葉原BUYMORE店パソコンショップ アークツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館

仮想通貨のマイニングで「メガハッシュレート」を実現、ビデオカードの搭載条件には要注意

 B250 MINING EXPERTは、Intel B250チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。

 世界で初めて19基のPCIeスロットを搭載したというマザーボード。19枚のビデオカードを搭載して、仮想通貨のマイニングで「メガハッシュレート」を実現できるとアピールしている。

 スロット数はPCIe x16×1、PCIe x1×18。PCIe x1スロットについては、1スロット分のスペースに3スロットが横並びになっているため、ビデオカードを接続する際はライザーケーブルを用いる必要がある。

 また、パッケージ裏面のラベルによると、複数ビデオカードを装着する場合、カードの枚数によってはAMD製GPUとNVIDIA製GPUとを混在させる必要があるほか、14枚以上の場合はNVIDIA P106-100搭載カードが必須とのこと。混在させない場合の搭載可能枚数は、AMD製GPUが11枚まで、NVIDIA製GPUが8枚までとされている。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×2(最大32GB)。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA、USB 3.1/2.0、PS/2(キーボード用とマウス用が各1基)、8チャンネルサウンド。大量のビデオカードを動作させるため、ATX12Vコネクタは3基搭載されている。

 ちなみに、P106-100搭載カードについては、同社製の「MINING-P106-6G」も発表されている。MINING-P106-6Gもマイニングに特化した製品で、DisplayPortなどの映像端子が省略されている。店頭での販売は未確認。

[撮影協力:パソコンショップ アークパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]