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Ryzen搭載の最強NASキットがQNAPから登場、最安モデルは実売36万円超え
2017年12月9日 00:00
AMD Ryzenを搭載したQNAPのハイエンドNASキット「TS-x77シリーズ」が発売された。ラインナップは6ベイモデル「TS-677」、8ベイモデル「TS-877」、12ベイモデル「TS-1277」の3つ。8日（金）時点でオリオスペックには、TS-677が入荷している。
同店によると残り2モデルは出荷が遅れており、「早ければ来週入荷予定」だという。店頭価格は順に税込368,000円、税込498,000円、税込598,000円。
Ryzen 7/5を搭載したハイエンドNASキット、PCIeスロットも装備
TS-x77シリーズは、最高8コア/16スレッドのAMD Ryzenプロセッサを搭載したビジネス用途向けのNAS自作キット。
Ryzenによる高いパフォーマンスが売りで、最上位のTS-1277は最多で16台の仮想マシンの実行に対応するといい、またプライベートクラウドや4Kビデオ再生/トランスコーディングなど、リソースを消費するビジネスアプリケーションの要求に応じるとしている。
国内代理店のテックウインドが取り扱うモデルは、6コア/12スレッドのRyzen 5 1600を搭載するTS-677、8コア/16スレッドのRyzen 7 1700を搭載するTS-877、TS-1277の3つ。搭載メモリ容量は順に8GB、16GB、64GBで、最大64GBに対応する（DDR4 DIMMスロット×4）。
ドライブベイの構成は、TS-677が3.5インチ×4、2.5インチ×2、TS-877が3.5インチ×6、2.5インチ×2、TS-1277が3.5インチ×8、2.5インチ×4。各モデルに2基のM.2 SSDスロットも装備されている。インターフェイスはいずれも6Gbps SATA。
外部インターフェイスはGigabit Ethernet×4、USB 3.1 Type-C×1、USB 3.1 Type-A×1、USB 3.0×6、LINE-OUT×1、マイクジャック×2。3基のPCIeスロットも備え、拡張カードで10 Gigabit EthernetやHDMIを増設できる。
[撮影協力:オリオスペック]
