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USB形状の「UPCIEスロット」を備えたマイニング向けマザーがColorfulから
最大12枚のビデオカードが搭載可能
2017年12月23日 00:10
USBと同じ形状の「UPCIEスロット」を搭載した仮想通貨マイニング向けのB250マザー「C.B250A-BTC PRO V20」がアイティーシーから発売された。メーカーは中国Colorful。
店頭価格は税込14,980円。販売ショップはオリオスペック、パソコンショップ アーク。
USB端子と同じ形状の「UPCIEスロット」を採用、対応ケーブルの詳細は不明
C.B250A-BTC PRO V20は、Intel B250チップセットを搭載したATXフォームファクタのLGA1151マザーボード。
「マイニング独自規格マザーボード」(アイティーシー)と銘打たれた製品で、USB端子と同じ形状の「UPCIEスロット」を採用し、多数のビデオカードを搭載できるようにしたのが特徴だ。ビデオカードは12枚まで搭載可能。
UPCIEスロットは、青い端子部を上にして、普通のPCIeスロットと並んで配置されている。スロットと名付けられてはいるものの、見た目はUSB端子そのものだ。スロットの構成はPCIe x16×1、PCIe x1×5、UPCIE×6。
ただし、使用するにはライザーカードが必要とされているが、仕様などの詳細は不明。入荷したオリオスペックでは「USBケーブルを使用した市販のライザーケーブルを利用するのかもしれないが、動作は確認していないので詳細は不明」(参考例)とコメントしている。
また、「マイニング用」として2基の24ピンATX電源コネクタが搭載されているほか、2基の4ピンペリフェラル電源端子がある。
メモリスロットはDDR4 DIMM×2。主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、DVI、VGA、Gigabit Ethernet、6Gbps SATA、USB 2.0/3.0、PS/2、6チャンネルサウンド。
[撮影協力:オリオスペック]