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16GB eMMC搭載の高性能小型ボード「Tinker Board S」が発売
タッチ式7型ディスプレイやカメラ×5種類も入荷
2018年2月19日 00:00
ASUSのシングルボードコンピュータ「Tinker Board」に改良モデルが登場、16GB eMMCを搭載した「Tinker Board S」が発売された。
店頭価格は税抜き9,950円(税込10,746円)で、販売ショップはツクモパソコン本店II。
このほか、Tinker Board向けの7インチディスプレイやカメラ用モジュールも同時に販売が始まっている。
Raspberry Piと同サイズで高性能・高機能をうたう「Tinker Board」の機能改良版
Tinker Board Sは、Raspberry Piと同サイズで高性能・高機能を謳うASUS製シングルボードコンピュータ「Tinker Board」の新モデル。2017年9月に発売された従来モデルの機能改良版で、内蔵ストレージとして16GB eMMCを搭載した点が大きな違い。
このほか、シャットダウンスイッチ用ピンヘッダーや電圧低下アラーム機能の追加、HDMIポートのCEC対応化、オーディオジャックのプラグイン検出機能のサポートした点なども従来モデルとの相違点。
その他の仕様は従来モデルを踏襲しており、基板サイズやレイアウトはそのままとなっている。主な仕様は搭載CPUが4コアのRockchip RK3288、メモリ 2GB、GPUがCPU内蔵のMali-T764、オーディオコーデックがALC4040など。基板サイズは85.6×56×21mm。
ちなみに、2017年12月28日付で公式にリリースされた最新OS「Tinker OS 2.0.4」を導入することで、同時発売されたタッチ機能搭載の7インチ液晶ディスプレイやカメラ用モジュールが利用できる。
液晶ディスプレイはディスプレイケース+スタンドの有無で2製品、カメラ用モジュールは赤外線タイプや魚眼レンズなどの違いで計5製品がラインナップ。店頭価格は前者が税抜き7,980~9,800円、後者が店頭価格は税抜き2,980円~4280円。
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]