ニュース

16GB eMMC搭載の高性能小型ボード「Tinker Board S」が発売

タッチ式7型ディスプレイやカメラ×5種類も入荷

Tinker Board S

 ASUSのシングルボードコンピュータ「Tinker Board」に改良モデルが登場、16GB eMMCを搭載した「Tinker Board S」が発売された。

 店頭価格は税抜き9,950円(税込10,746円)で、販売ショップはツクモパソコン本店II

 このほか、Tinker Board向けの7インチディスプレイやカメラ用モジュールも同時に販売が始まっている。

Raspberry Piと同サイズで高性能・高機能をうたう「Tinker Board」の機能改良版

 Tinker Board Sは、Raspberry Piと同サイズで高性能・高機能を謳うASUS製シングルボードコンピュータ「Tinker Board」の新モデル。2017年9月に発売された従来モデルの機能改良版で、内蔵ストレージとして16GB eMMCを搭載した点が大きな違い。

 このほか、シャットダウンスイッチ用ピンヘッダーや電圧低下アラーム機能の追加、HDMIポートのCEC対応化、オーディオジャックのプラグイン検出機能のサポートした点なども従来モデルとの相違点。

 その他の仕様は従来モデルを踏襲しており、基板サイズやレイアウトはそのままとなっている。主な仕様は搭載CPUが4コアのRockchip RK3288、メモリ 2GB、GPUがCPU内蔵のMali-T764、オーディオコーデックがALC4040など。基板サイズは85.6×56×21mm。

基板裏面のイメージ
16GB eMMCを搭載
パッケージ

 ちなみに、2017年12月28日付で公式にリリースされた最新OS「Tinker OS 2.0.4」を導入することで、同時発売されたタッチ機能搭載の7インチ液晶ディスプレイやカメラ用モジュールが利用できる。

 液晶ディスプレイはディスプレイケース+スタンドの有無で2製品、カメラ用モジュールは赤外線タイプや魚眼レンズなどの違いで計5製品がラインナップ。店頭価格は前者が税抜き7,980~9,800円、後者が店頭価格は税抜き2,980円~4280円。

ディスプレイケースが付属したモデル
ディスプレイ単体モデル
ディスプレイのパッケージ
カメラ用モジュール
こちらは赤外線カメラモジュール

[撮影協力:ツクモパソコン本店II]