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電源の寿命を伸ばす秘訣をFSPが解説、新製品紹介イベントを実施
扱い方次第で電源の寿命は2倍違う、ポイントを紹介
2018年2月27日 08:30
FSPの新製品紹介イベント「2018年冬FSP感謝祭」が廣瀬本社ビル5階のレンタルホールで行われた。
発売されたばかりの新製品や、まだWebサイトにも載っていない未発売製品などの展示のほか、FSPスタッフによる同社製電源の特徴紹介や、電源を長く使うためのポイントの解説なども実施。
また、同社製電源購入者を対象に、台湾往復の航空機ペアチケットなどが当たるガラポン抽選会や、来場特典としてチョコやボールペンなどのノベルティプレゼントなども行われた。
電源を長く使うためのポイントは環境温度・定期的な清掃・ケースの冷却性能の3点エアフローが悪ければ寿命は半分に
製品解説のセッションでは、FSPのVic氏が電源を長く使うためのポイントや、同社製電源の特徴を紹介。
電源寿命への影響が最も大きいのは温度とのことで、ベストの環境温度は25℃。40℃まで環境での動作も想定して設計されているが、ベストな温度が維持された環境と、悪環境では製品寿命が2倍は違うとのこと。
また、製品故障の原因として多いのが異物混入と、ほこりなどが溜まり放熱性が低下したことによる故障とのことで、長く使うなら1年に1回くらいは清掃を行って欲しいとのことだ。
3点目にケースのエアフローがあげられ、エアフローが確保された冷却性能が高いケースは電源が長く使えるという。ケーブルの配線次第でエアフローはだいぶ変わるので、綺麗に配線することもポイントとされた。
このほか、FSP製電源のポイントやFSPの会社紹介、新製品の紹介なども行われた。
未発表製品など新製品を展示、電源は中身がわかる状態で来場者にポイントを解説
イベント会場には、まだWebサイトにも掲載されていない未発売製品のサンプルや、発売されたばかりの製品などが多数展示。
メインストリーム向けの電源は中身が見える状態で展示されており、来場者から質問などがあった際は実際に実装パーツなどを見ながら解説などが行われた。
代理店のオウルテックによると、未発売製品に関しては夏商戦前の発売を予定しており、7月以降順次日本の市場に投入できればとのこと。
なお、日本向けに投入されるモデルは、FSPとオウルテックのダブルチェックを通ったモデルに限定されているとのことで、ケースなどはエッジ部分を触っても怪我をしないように処理された製品に限定したり、品質面で日本のユーザーに満足してもらえるものを選択しているという。
ケースに関しては全てエアフローを重視したモデルになっており、ATXケースとしては横幅を広めに設計しているとされており、価格帯は1~2万円前後のレンジの製品になるそうだ。