ニュース
Samsungの最新フラッグシップ「Galaxy S9」が直輸入、Snapdragon 845搭載
5.8型と6.2型の2モデル、不評だった指紋センサーの位置を変更
2018年3月16日 06:05
Samsung製Androidスマートフォンの新たなフラッグシップモデル「Galaxy S9」「Galaxy S9+」が、イオシス各店で販売中だ。
同店が海外から直輸入したモデルで、入荷したモデルは「香港版」(同店)とのこと。型番はGalaxy S9が「SM-G9600」、Galaxy S9+が「SM-G9650」で、後者についてはストレージ容量の異なる3モデルが発売されている。店頭価格は順に税込102,800円、税込119,800円~134,800円。
カメラ機能の強化や指紋センサーの位置が改良されたGalaxy S9/Galaxy S9+
Galaxy S9とGalaxy S9+は、2017年に登場したGalaxy S8/Galaxy S8+の進化系と言えるモデル。“狭額縁”のディスプレイや、ホームボタンの省略といった表面のデザインを継承しつつ、指紋センサーなどがある裏面のデザインが改良されている。ディスプレイサイズはGalaxy S9が5.8インチ、Galaxy S9+が6.2インチ。解像度は両モデルとも2,960×1,440ドット(SuperAMOLED採用)。
指紋センサーについては、従来のGalaxy S8/S8+ではカメラレンズの右に配置されていたが、Galaxy S9/S9+ではレンズの下に変更。センサーが右寄りではなく中央に位置しているため、指がレンズに触れてしまうといったトラブルも減りそうだ。
カメラ機能は、Galaxy S9にはシングルカメラ(12メガピクセル)が、Galaxy S9+には広角と望遠のデュアルカメラ(12+12メガピクセル)が搭載。
両モデル(Galaxy S9+は広角カメラ側のみ)で、明るさに応じて自動的に絞りをF値1.5モード、F値2.4モードに切り替える「Dual Aperture」が採用されており、ユーザーは時間帯などを気にせずに撮影できるとしている。
他に、光学式手ブレ補正機能(Galaxy S9+はデュアルで搭載)や、最高960fpsのスーパースロー動画撮影機能、撮影した1つの動画を「Reverse loop」「Forward loop」「Swing」の3タイプで再生する機能も搭載されている。
また、Dolby Atmos対応のサラウンドサウンドステレオスピーカーが新たに搭載。AKGによりチューンされたというスピーカーで、シアターにいるようなオーディオ体験が可能としている。
本体のサイズと重量は、Galaxy S9が147.7×68.7×8.5mm/163g、Galaxy S9+が158.1×73.8×8.5mm/189g。バッテリー容量はGalaxy S9が3,000mAh、Galaxy S9+が3,500mAh。両モデルともにIP68準拠の防水性能を備える。
今回販売されているモデルの主な仕様は、搭載CPUがオクタコアのSnapdragon 845、メモリ容量がGalaxy S9は4GB、Galaxy S9+は6GB。ストレージ容量はGalaxy S9が64GB、Galaxy S9+が64GB/128GB/256GB。OSはどちらもAndroid 8.0。
上記以外の主な搭載機能・インターフェイスは無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5.0、USB type-C、microSDカードスロット(最大400GB)、NFC、GPS、各種センサー。
端末はデュアルSIM仕様で、同店によると対応ネットワークはFDD-LTEがバンド1/2/3/4/5/7/8/12/13/17/18/19/20/25/26/28/34/66、TDD-LTEが38/39/40/41。国内での利用の可否は不明。
Galaxy S9/S9+は今回販売されたモデルのほかに、SamsungのExynos 9810を搭載したモデルも発表されている。
[撮影協力:イオシス アキバ中央通店]