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Razerの新世代キーボード「Huntsman Elite」が発売、光学メカニカルスイッチ採用

 光学メカニカルスイッチを採用したRazerのゲーミングキーボード「Huntsman Elite」が発売された。東京地区の販売ショップはツクモeX.パソコン館地下1階の RAZERSTOREのみ。

 ラインナップは日本語配列(RZ03-01870800-R3J1)と英語配列(RZ03-01870100-R3M1)の2モデルで、店頭価格は税抜き32,000円。

 発売にあわせて、ツクモeX.パソコン館では28日(土)に「RAZERSTORE × TSUKUMO 7月のファン感謝イベント」を開催予定。当日はゲストにプロゲーミングチーム「父ノ背中」のメンバーを迎え、グッズが当たるクイズやじゃんけん大会などを実施するほか、新製品の購入者には先着でハンドスピナーをプレゼント予定。

光学センサーによりキーのON/OFFを判断、高い反応速度や、1億回のキー押下が可能

 Huntsman Eliteは、同社が新たに開発した光学メカニカルスイッチ「Razer Opto-Mechanical」を採用したUSB接続のキーボード。キーレイアウトは日本語(カナ刻印無し)と英語の2タイプが用意される。

 Razer Opto-Mechanicalは、一般のメカニカルスイッチが用いている金属接点ではなく、光学センサーによりキーのON/OFFを判断するもので、高い反応速度や、1億回のキー押下が可能という耐久性が実現。

 一方で、金属製スタビライザーやバネなどの構造も持ち、独自のクリック感とタクタイルフィードバックを提供するという。キーの感触については「(メカニカルスイッチの)Razer Greenを想起させるクリック感」とも表現している。

 スイッチのスペックは、押下圧45g、作動ポイント1.5mm、リセットポイント1.5mm、キーストローク3.5mm。製品としては、アンチゴーストやキー同時押し(10キーまで)をサポートする。

 キーボードの機能面については、本体表面の右上にダイヤルが装備。ダイヤルを回転させて発光機能の明るさや、音量などの調節が行なえる。内蔵メモリやクラウドに保存可能なプロファイル機能(5つまで)も備える。

 発光機能はRazer Chroma対応で、38のゾーン毎にエフェクトなどを設定できる機能や、デスク面を照らすアンダーグローが搭載。付属のレザーレット製リストレスト(マグネットで着脱可能)にもアンダーグローが搭載されている。

 本体サイズは幅448×奥行き140×高さ36.5mm(リストレスト装着時は奥行き230mm)。重量は1706.5g。USBケーブル長は約2m。対応OSはWindows 7以降。

 なお、PCとの接続にはUSBポートが2基必要で、1基のみでもキーボードとしては使用可能とのこと。

 このほか、下位モデルとして、ダイヤルやアンダーグロー、リストレストを省いた「Huntsman」が用意されており、8月31日(金)に発売される。予価は税抜き20,800円。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]