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小型冷蔵庫サイズの巨大E-ATXケース「Level 20 XT」が10月12日発売

microATX対応の「Level 20 VT」も同時発売

 Thermaltakeが20周年を記念して発表した「Level 20」シリーズのPCケースが2モデル登場、E-ATXマザーボードに対応したキューブ系の「Level 20 XT(CA-1L1-00F1WN-00)」と、microATX対応の「Level 20 VT(CA-1L2-00S1WN-00)」が10月12日(金)に発売予定だ。

 予価は順に税抜き22,980円、税抜き12,980円。販売ショップはツクモeX.パソコン館で、同店ではサンプル展示が開始されている。

4面強化ガラスの大型キューブケース「Level 20 XT」

 Level 20 XTは、4面を4mm厚の強化ガラスで覆ったE-ATX対応のキューブケース。シンプルな外観のため大きさがわかりにくいが、本体サイズは高さ515×幅394×奥行き623mmで、40Lクラスの小型冷蔵庫に匹敵する。内部は同社のこれまでのキューブ型ケースと同じくチャンバーデザインを採用しており、マザーボードと電源・ストレージ類を分けて収納することができる。

 対応マザーボードタイプはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITXで、拡張カードスロットは8基。ドライブベイは3.5/2.5インチ共用×6で、そのほかマザーボードトレイに3.5インチ×1と2.5インチ×2を設置できる。

 ケースファンはリアに140mm×1を標準搭載しているほか、オプションで多くのファンが設置可能となっており、最大でフロントに120mm×3または140mm×2または200mm×2、トップに120mm×8または140mm×6または200mm×2、リアに120mm×2または140mm×2。ボトムに120mm×3、サイドに120mm×4または140mm×3を増設できる。水冷ラジエータも複数搭載可能で、最大480mmサイズに対応する。

 その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ590mmまで、CPUクーラーが高さ250mmまで。電源は奥行き200mmまでのATXタイプが搭載できる。

Mini-ITXケース(Lina Li PC-Q21A)とのサイズ比較
Mini-ITXケースのサイズは高さ257×幅149×奥行き224mm
店頭POP

microATX対応の小型版「Level 20 VT」

 Level 20 VTは、「Level 20 XT」と同様の外観デザインを採用しながらmicroATX対応となったキューブ系ケース。本体サイズは高さ348×幅330×奥行き430mmと小さくなっているが、4面強化ガラスパネルや2層式のチャンバーデザインなど、主要な特徴は引き継がれている。

 対応マザーボードタイプはmicroATX、Mini-ITXで、拡張カードスロットは5基。ドライブベイは3.5/2.5インチ共用×3、2.5インチ×3。

 ケースファンはフロントに200mm×1を標準搭載している。搭載可能なファンはフロントが120mm×2または140mm×2または200mm×1、トップに120mm×4または140mm×2、リアに120mm×1または140mm×1。ボトムに120mm×2。水冷ラジエータは最大280mmサイズに対応する。

 その他のPCパーツの対応サイズは、ビデオカードが長さ350mmまで、CPUクーラーが高さ185mmまで。電源は奥行き200mmまでのATXタイプが搭載できる。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]