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最大リード3,500MB/sの高速NVMe SSD「970 EVO Plus」が発売

レインボーシックス シージバンドルモデルも同価格で登場

 SamsungのNVMe M.2 SSDに新モデルが登場、「970 EVO Plus」が発売された。250GB、500GB、1TBの3モデルがラインナップされているが、店頭で確認できたのは500GB(MZ-V7S500B/IT)と1TB(MZ-V7S1T0B/IT)の2モデル。また、500GBモデルについては、PCゲーム「レインボーシックス シージ アドバンスエディション」がバンドルされた数量限定モデル(MZ-V7S500B/R6S)も入荷している。

 店頭価格(以下、税抜き表記)は500GBが通常モデル、ゲーム付きモデルともに17,600円前後、1TBが27,800円前後。

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シーケンシャルライトが大きく向上したSamsungの最新SSD

 970 EVO Plusは、3bit MLCを採用した同社のNVMe SSD。2018年5月に発売された「970 EVO」をベースにしたモデルで、最新のV-NANDフラッシュと最適化されたファームウェアの採用によりパフォーマンスと電力効率の改善が図られているという。これにより、各モデルともシーケンシャルライトが大きく向上、特に250GBモデルは約53%高速化している。

 主な仕様はインターフェースがPCIe Gen 3.0x4で、フォームファクタはM.2 Type 2280。コントローラは独自の「Phoenix」、NANDフラッシュがV-NAND 3bit MLCで、キャッシュメモリは250GBモデルと500GBモデルがLPDDR4 512MB、1TBモデルがLPDDR4 1GBを搭載している。シーケンシャルリードは各モデル共通で最大3,500MB/s、シーケンシャルライトは250GBモデルが2,300MB/s、500GBモデルが3,200MB/s、1TBモデルが3,300MB/。

 公称のランダムアクセス性能(4KB QD32)は、リードが250GBモデルが250,000IOPS、500GBモデルが480,000IOPS、1TBモデルが600,000IOPS。ライトは3モデル共通で550,000IOPS。耐久性についてはMTBF(平均故障間隔)が3モデル共通で150万時間。TBWは250GBモデルが150TB、500GBモデルが300TB、1TBモデルが600TB。保証期間は5年間、またはTBWに達するまでとなっている。

500GBは通常版とゲームバンドル版の2種類
バンドル版はこのシールが目印

 なお、500GBの「レインボーシックス シージ アドバンスエディション」バンドル版には、パッケージにダウンロードコード付属を表すシールが貼られている。ダウンロードコードの有効期限は2019年7月31日で、ダウンロードには30GB以上の空き容量とインターネット回線が必要。なお、通常版との価格差がないことから、「当面500GBモデルはゲーム付きのみ取り扱う」というショップもある。

[撮影協力:ツクモパソコン本店IIドスパラ秋葉原本店]