ニュース

Ryzen対応のMini-DTXマザー「ROG Crosshair VIII Impact」が発売

 Mini-DTXフォームファクタのASUS製Ryzen対応マザー「ROG Crosshair VIII Impact」が発売された。小型マザーながら独自の拡張カードを採用して高機能を実現している。店頭価格は税抜き45,980円。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモDOS/Vパソコン館ツクモパソコン本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラ秋葉原本店パソコンショップ アーク

独自オーディオカードを備えたゲーム向けマザーボード

 ROG Crosshair VIII ImpactはAMD X570チップセットを搭載したゲーム向けのSocket AM4マザーボード。ゲーミングマザーでは珍しいMini-DTXフォームファクタの製品だ。

 基板サイズは203×17cmで、Mini-ITXマザー(17×17cm)より縦長だが、同社は、多くのMini-ITXケースには2スロットビデオカード用のスペースがあり、その部分を活用して搭載できるとしている。

 基板のその“縦長”の部分には「SupremeFXオーディオ」カードが搭載。オーディオコーデック「S1220」と32bit/192kHz対応のESS製DAC「ES9023P」を搭載したM.2 SSD風の細長いカードで、基板上の専用コネクタに接続されている。

 また、独自の「SO-DIMM.2」スロットも装備しており、同梱されているヒートシンク付き拡張カード「ROG SO-DIMM.2」を装着することで、M.2ソケット(2基)や水冷システム用の電源コネクタなどを増設することができる。

「ROG SO-DIMM.2」を取り付けたイメージ
マザーボード裏面

 I/Oパネル部と一体化したVRM・チップセット用ヒートシンクも特徴。低騒音と長寿命が特長というカスタム仕様のDelta製ファン2基が内蔵されている。

 上記のほか、“極冷”向けの「LN2 Mode」ジャンパ、「Slow Mode」スイッチ、「ReTry」ボタン、UEFI BIOSをセーフモードで起動する「Safe Boot」ボタンなど、オーバークロックに役立つ独自機能も搭載されている。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×2。拡張カードスロットはPCIe x16×1。主な機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(Intel I211-AT)、11ax無線LAN+Bluetooth 5.0(Intel Wi-Fi 6 AX200)、SATA 6Gb/s、M.2、USB 3.2 Gen2 Type-C、8チャンネルサウンド(SupremeFX)。

[撮影協力:ドスパラ秋葉原本店ツクモパソコン本店]