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実売19万円の水冷マザー「X299X AORUS XTREME WATERFORCE」が発売、GIGABYTE製

最上位のCore i9-10980XEよりも高価

X299X AORUS XTREME WATERFORCE

 CPU、M.2 SSD、チップセットなど広範囲をカバーする水冷ヘッドを装備したGIGABYTEのX299マザー「X299X AORUS XTREME WATERFORCE」が発売された。4つのM.2 SSDを搭載できるPCIeカードやLED・ファンコントローラーも付属する。店頭価格は税込190,080円(税抜き172,800円)。

 ちなみに、Core Xの最上位モデル「Core i9-10980XE(18コア36スレッド)」の価格は税込138,000円。

水冷システム必須のハイエンドマザーボード

 X299X AORUS XTREME WATERFORCEはIntel X299チップセットを搭載したXL-ATXフォームファクタのLGA2066マザーボード。基板サイズは32.5×27.5cm。

 別途用意した水冷システムと組み合わせて使用する水冷専用マザーで、アクリル+銅製の大型冷却ヘッド「AORUS All-In-One Monoblock」を装備しており、CPU、VRM、M.2 SSD、チップセットを同時に水冷できるとしている。

 液漏れを検知した時にシャットダウンする機能や、RGB Fusion 2.0対応の照明機能も搭載。対応フィッティングはG1/4インチ。ただし、重量が3.1kgもある点には注意が必要。なお、基板の歪みを防止するバックプレートを装備しているとのこと。

 電源回路には16フェーズIRデジタル電源設計が採用。低発熱かつサーバークラスの耐久性を持つといい、またCPUに対して各フェーズ70A、計1,120Aの電力を供給できるとしている。

 上位機能も豊富で、Thunderbolt 3ポート(USB Type-C、2基)や10GbEポート、Wi-Fi 6+Bluetooth 5.0モジュール、Realtek ALC1220-VBコーデックとESS ES9218 DACチップによる高音質オーディオなどが搭載。

 さらに、M.2スロット4基を備えるPCIeカード「AORUS Gen4 AICアダプタ・カード」や、マグネットでPCケースなどに固定できるLED・ファンコントローラー「AORUS RGB FAN COMMANDER」も付属している。

 メモリスロットはDDR4 DIMM×8。拡張カードスロットはPCIe x16×3。上記以外の機能・インターフェイスはDisplayPort入力(2基)、Gigabit Ethernet、M.2、SATA 6Gb/s、USB 3.2 Gen2 Type-Aなど。

 販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店パソコン工房 秋葉原BUYMORE店オリオスペック

[撮影協力:オリオスペックパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]

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