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GIGABYTE製17.3型ゲーミングノート「AORUS 17」が入荷、独自の冷却機構「WINDFORCE Infinity」を採用

通常版のGeForce GPUを搭載、最上位モデルは実売50万円以上

GIGABYTE AORUS 17

 GIGABYTEの17.3インチゲーミングノートPC「AORUS 17シリーズ」の展示販売がツクモeX.パソコン館で始まった。展示されているのは、240Hz対応液晶やCore i7-9750H、GeForce RTX 2070などを搭載したモデル「AORUS 17 XA-7JP2130SH」で、店頭価格は税抜き289,800円(税込318,780円)。

オムロン製メカニカルスイッチを採用したゲーミングノート、Max-Q版ではない通常版のGeForce GPUを搭載

 AORUS 17シリーズは、17.3インチIPSパネル(1,920×1,080ドット)や第9世代Intel Core i9/i7プロセッサ、NVIDIA GeForce RTX 20シリーズGPU、Windows 10 Homeを搭載したノートPC。

 リフレッシュレート240Hz/144Hz対応のディスプレイや、上位CPU・GPUなどを搭載したハイスペックのゲーミングノートPC。キーボードに、1,500万回以上押下できるという高耐久のオムロン製メカニカルスイッチを採用しているのも特徴で、同社はノートPCでの同スイッチの採用は世界初としている。

 冷却機構には同社製の「WINDFORCE Infinity」が採用。2基の12V駆動ファンや5本のヒートパイプ、ベイパーチェンバーなどを用いた大掛かりなもので、これによりMax-Q版ではない通常版のGeForce GPUの搭載も実現したという。

 また、ESS Sabre DACを用いた24bit/192kHz対応のオーディオ出力機能や、ゲーム向けのKillerシリーズWi-Fi 6+GbE(Killer Wi-Fi 6 AX1650+Ethernet E2600)も搭載されている。

 本体のサイズは幅396×奥行き293×高さ38mm、重量は3.75kg。キーボードは「AORUS Fusion RGB Per-Key」(英語版)で、Nキーロールオーバーをサポートするほかバックライトを内蔵する。スピーカー(スピーカー×2+サブウーハー×1)やHDカメラも搭載する。

 インターフェイスはDisplayPort 1.4(Type-C)×1、HDMI 2.0×1、Thunderbolt 3(Type-C)×1、Gigabit Ethernet×1、USB 3.1 Gen1 Type-C×1、USB 3.1 Gen1 Type-A×3、SDカードスロット×1、マイク×1、ヘッドホン×1。Bluetooth 5.0も備える。

 ラインナップは3モデルで、今回展示されているAORUS 17 XA-7JP2130SHは、スペックでは2番目となるモデル。主なスペックは、240Hz対応IPSパネル、Core i7-9750H(6コア/12スレッド、ベース2.6GHz/ブースト時4.5GHz)、GeForce RTX 2070(GDDR6 8GB)、メモリ16GB(8GB×2)、SSD 512GB。電源は330W ACアダプタ。

 最上位の「AORUS 17 YA-9JP2452SH」では、240Hz対応IPSパネルやCore i9-9980HK(8コア/16スレッド、ベース2.4GHz/ブースト時5GHz)、GeForce RTX 2080(GDDR6 8GB)、メモリ32GB(16GB×2)、SSD 1TB+HDD 2TBなどが搭載。電源には330W ACアダプタ2基を使用する。価格は税抜き469,800円(税込516,780円)。

 また、最下位の「AORUS 17 WA-7JP1130SH」は、AORUS 17 XA-7JP2130SHのディスプレイとGPUと変更したモデルで、144Hz対応IPSパネルとGeForce RTX 2060(GDDR6 6GB)が搭載されている。電源は230W ACアダプタ。価格は税抜き229,800円(税込252,780円)。

[取材協力:ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]