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AR機能強化の新型iPad Proがデビュー、価格は税込93,280円から

iPad Pro 11インチ

 AR機能が強化されたAppleの新たなiPad Proが発売された。iPad OS 13.4によりトラックパッドにも対応する。11インチと12.9インチの2サイズで、それぞれに「シルバー」「スペースグレイ」の2つのカラーが用意されている。

 Wi-Fiモデルの店頭価格は11インチが税込93,280~153,780円、12.9インチが税込115,280~175,780円。

 ソフマップAKIBA③号店 Mac CollectionではWi-Fiモデルのサンプル展示を実施中。

 なお、オプションのトラックパッド搭載キーボード「Magic Keyboard」は5月発売予定とされている。

新プロセッサのA12Z BionicチップやLiDARスキャナを搭載

 iPad Proは、Liquid RetinaディスプレイやA12Z Bionicチップ、iPadOS 13.4を搭載したタブレット型端末。解像度は、11インチモデルが2,388×1,668ドット、12.9インチモデルが2,732×2,048ドット。

 2018発売モデルから約1年半ぶりの新たなモデル。新プロセッサのA12Z BionicチップによりiPad史上最高のパフォーマンスを実現するといい、またLiquid RetinaディスプレイはDisplay P3の広色域をサポートするほか、リフレッシュレート調整技術のProMotion(最高120Hz)により、スムーズなスクロールやレスポンスを可能にするとしている。

 AR機能では、5m先までの対象物の深度を検出できる新たな「LiDARスキャナ」が採用された。対象物の深度データをカメラ・モーションセンサーのデータと組み合わせ、A12Z Bionicの映像アルゴリズムで処理することで、新たなレベルのAR体験を実現するという。

 また、新バージョンのiPadOS 13.4では、入力デバイスとしてトラックパッドがサポートされた。トラックパッド上で指を動かして、ポインタ操作やテキスト選択などが行なえるほか、ジェスチャーによる操作が可能。対応する新たなデバイスとして、トラックパッドとバックライトを搭載したキーボードのMagic Keyboardが用意される。

 なお、iPad Proの従来モデルでも、iPadOS 13.4にアップデートすることでトラックパッドがサポートされる。また、デバイスについては、同社製のMagic Trackpad 2やMagic Mouse 2など、サードパーティのBluetooth/USB接続マウスに対応する。

iPad Pro 12.9インチ

 11インチモデルのサイズは247.6×178.5×5.9mm、重量はWi-Fiモデルが471g、Wi-Fi + Cellularモデルが473g。12.9インチモデルのサイズは280.6×214.9×5.9mm、重量はWi-Fiモデルが641g、Wi-Fi + Cellularモデルが643g。付属品はUSB-C充電ケーブル(1m)と18W USB-C電源アダプタ。

[撮影協力:ソフマップAKIBA③号店 Mac Collection]