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リード最大4,950MB/sのNVMe SSD「PG3VND」が発売、人気の“ヒートシンク無し”モデル

500GBモデルの「CSSD-M2B5GPG3VND」と1TBモデルの「CSSD-M2B1TPG3VND」

 PCIe 4.0に対応したCFD販売のNVMe SSDに新モデルが登場、「PG3VND」シリーズが発売された。

 容量別に500GB(CSSD-M2B5GPG3VND)、1TB(CSSD-M2B1TPG3VND)、2TB(CSSD-M2B2TPG3VND)の3モデルが用意されているが、今回入荷を確認したのは500GBと1TB。店頭価格は順に税込13,480円前後、税込22,580円前後。

安価なPCIe 4.0対応のNVMe SSD、Phison社製のコントローラーを搭載

 PG3VNDシリーズは、PCIe 4.0/NVMeに対応したM.2フォームファクタのSSD。

 Phison社製のPCIe Gen4対応コントローラ「PS5016-E16」やWD BiCS 4 TLC NANDフラッシュ、DDR4メモリによるDRAMキャッシュなどを搭載したモデルで、最大シーケンシャルリード最大4,950MB/s、同ライト最大4,400MB/s(1TBの場合、2TBは4,200MB/s、512GBは2,500MB/s)という高速性能を実現している。

 なお、本製品は標準でヒートシンクを装備していないが、これは多くのマザーボードが搭載するM.2 SSD用ヒートシンクの利用を考慮したため。最適なパフォーマンスを発揮するには放熱面積の広いヒートシンクと、パッシブファンによる空冷却を組み合わせる必要がある点には注意が必要。ちなみにショップによると、M.2タイプのNVMe SSDは、前述の理由からヒートシンクが付いていないモデルが人気だとか。

 主な仕様は接続インターフェイスがPCIe 4.0 x4、フォームファクタがM.2 Type 2280。TBWは500GBが850TBW、1TBが1,800TBW、保証期間は5年間。DRAMキャッシュは500GBモデルは512MB、1TBモデルは1GB、2TBモデルは2GB。

[取材協力:ツクモパソコン本店IIツクモeX.パソコン館パソコンショップ アーク]