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PCエンジンにRGB出力とセーブ機能を追加できる「RGBの声32」にフルキット版
RGBケーブルとアクリルパネルがセットに
2020年9月12日 00:05
PCエンジンにRGB出力とデータ保存機能を追加できる拡張基板「RGBの声32」のバリエーションモデルが登場、RGBケーブルとアクリルパネルが同梱された「フルキット版」が家電のケンちゃんで販売中だ。
店頭価格は税抜き6,800円。
PCエンジン背面の拡張バスに接続することでRGB出力とセーブデータ保存機能を追加
RGBの声32は、PCエンジンの背面にある拡張バスに接続することで、RGB出力とセーブデータの保存機能が拡張できるというデバイス。組み立て式のキットで、半田付け作業が必要となる。
同キットは2017年に同店で販売されたが、今回入荷したフルキット版はRGBケーブル(要工作)と専用のアクリルパネルがセットになったもの。
キットを組み立てるとRGB出力とコンポジット出力が利用できるようになり、RGB出力は水平同期周波数15KHzに対応したディスプレイに行えるという。また音声出力端子(RCA端子)も備えている。
データセーブ機能については、当時のハドソンがセーブ用外部メモリとして発売していた「天の声2(HC66-6)」と同等の機能が利用できるというもので、セーブ対応ゲームでデータの保存が行える(大容量のセーブ領域が必要となるゲームには非対応)。
動作確認が取られている機種は初代PCエンジン、PCエンジンコアグラフィックス、PCエンジンコアグラフィックスII。なお、動作確認は取られていないが、PCエンジンスーパーグラフィックスでも利用できる可能性があるという。
同店ではこの他に、専用アクリルパネルの単品販売も実施。こちらの販売価格は税抜き1,227円。
[取材協力:家電のケンちゃん]