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ゲーム機とカメラを同時接続できるキャプチャカード「Live Gamer DUO」が発売
ゲーム画面とプレイヤーの撮影を同時に行なって配信
2020年9月18日 12:05
HDMI入力を2つ備えたAVerMediaのPCIeキャプチャカード「Live Gamer DUO(GC570D)」が発売された。ゲーム機とビデオカメラを接続し、ゲーム画面のキャプチャとプレイヤーの撮影が同時に行なえる。店頭価格は税込30,800円。
HDMI入力を2基備えたキャプチャカード、メーカーテストでは2枚同時接続も確認
Live Gamer DUOはソフトウェアエンコードタイプのPCIe Gen2 x4対応キャプチャカード。入力端子としてHDMIを2つ備えており、ゲーム機のキャプチャとプレイヤーの撮影を同時に行ない、ライブ配信できるというのが特徴だ。
入力端子は一方がHDMI 2.0(4K/60fps、HDR10対応)、もう一方がHDMI 1.4(1080p/60fps対応)で、HDMI 2.0側にゲーム機などを、HDMI 1.4側にHDMI出力付きのビデオカメラなどを接続して使用する。
また、出力用のHDMI 2.0端子も用意されており、HDMI 2.0入力側のゲーム機のパススルー(テレビなどへの映像出力)にも対応している。HDMI 1.4入力側のパススルーはできないとのこと。
なお、同社のテストでは、1台のPCにカードを2枚まで接続して同時にキャプチャできたという。ただし、CPU使用率が常時100%になり、正常に使用できない可能性があるいい、また複数枚接続した場合の動作は保証しないとしている。
本体の寸法は140×125×22mm、重量は約209g。状態表示を示すRGBランプも搭載する。対応解像度とフレームレートは、HDMI 2.0入力/出力端子が3,840×2,160ドット/60fps、2,560×1,440ドット/144fps、1,920×1,080ドット/240fps、HDMI 1.4出力端子が1,920×1,080ドット/60fps。
対応OSはWindows 10 64bit。付属ソフトは録画・配信ソフトの「RECentral」と特殊解像度(EDID)調整ツールの「Gaming Utility」。「OBS Studio」「XSplit」などのサードパーティー製ソフトにも対応するとしている。
RECentral使用時の動作環境は、CPUがCore i5-6000番台以上、Ryzen 5 1600以上、GPUがGeForce GTX 1050以上、Radeon RX 560以上、Radeon RX 5500 XT以上、メモリ容量が8GB以上。
付属品はHDMI 2.0ケーブルなど。
[撮影協力:ツクモパソコン本店とパソコンショップ アークとパソコン工房 秋葉原BUYMORE店とツクモeX.パソコン館とオリオスペックとソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館]