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18TB HDDがSeagateからも登場、NAS向けとサーバー向けの2モデル
NAS向け上位の「IronWolf Pro」とエンタープライズ向けの「Exos X18」
2020年10月10日 00:00
容量18TBのSeagate製3.5インチHDD 2機種が登場、「IronWolf Pro」の18TBモデル「ST18000NE000」と、「Exos X18」の18TBモデル「ST18000NM000J」が発売された。
店頭価格は「ST18000NE000」が税込68,300円(税抜き62,091円)、「ST18000NM000J」が税込75,800円(税抜き68,909円)。
Seagate製18TB HDDの新モデル、NAS用とエンタープライズ用の2製品
IronWolf Proは、クリエイターやプロフェッショナル、中小企業向けのNAS用3.5インチHDD。同社のNAS用HDDとしては一般家庭、SOHO向けの「IronWolf」があるが、IronWolf ProはMTBFが120万時間とIronWolfより長く、また長期の5年間保証や、3年間の「Rescueデータ・リカバリ・プラン」が付属している。
ST18000NE000の主なスペックは、インターフェイスがSATA 6Gb/s、回転速度が7,200rpm、最大連続データ転送速度が260MB/秒、平均消費電力がアイドル時5.2W、動作時8W、ノイズレベルがアイドル時2.8bel、シーク時3.2bel。
Exos X18はエンタープライズ向けの3.5インチHDD。データセンターなどの大規模ストレージの構築をターゲットとした製品で、消費電力とパフォーマンスとのバランスを最適化する機能「PowerBalance」や、封入したヘリウムの漏れを防ぐ高耐久技術「サイドシール溶接技術」などが搭載されている。MTBFは250万時間。保証期間は5年間。
今回登場したST18000NM000JはSATA 6Gb/s対応の標準モデル。なお、他にSAS 12Gb/s対応モデルやSED(自己暗号化ドライブ)モデルなどが用意されている。
ST18000NM000Jの主なスペックは、回転速度が7,200rpm、最大連続データ転送速度が270MB/秒、ランダムアクセス性能がリード時170IOPS、ライト時550IOPS、消費電力がアイドル時平均5.3W、ランダムリード時最大9.4W、ライト時最大6.4W。
[取材協力:オリオスペックとツクモeX.パソコン館とツクモパソコン本店]]