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プロ向けビデオカード「NVIDIA RTX A6000」が店頭入荷、実売66万円以上

補助電源コネクタはCPU8ピン

(1/20 17:53更新)在庫販売スタート。
初出日時 1/16 0:00
NVIDIA RTX A6000(ENQRA6000-48GER)

 NVIDIAのプロ向けビデオカードの最新世代「NVIDIA RTX A6000」が登場、ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館は「NVIDIA RTX A6000(ENQRA6000-48GER)」で在庫販売が始まった。販売価格は税抜き604,000円(税込664,400円)。

 なお、今回入荷するのは「パッケージはメーカーロゴなどが入っていない黒箱」「代理店からは製品発表時の情報と異なり、DP-HDMI変換ケーブルが付属しないと聞いている」(同店)とのこと。

CAD/CAE/3Dグラフィックス制作などを使用するクリエイター向けビデオカード

 NVIDIA RTX A6000は、データサイエンティストやCAD/CAEを使用するエンジニア、3Dグラフィックス制作などを行なうクリエイターといった、プロフェッショナルに向けたハイエンドビデオカード。

 ゲーム向けGPUのGeForce RTX 30シリーズと同世代のAmpereアーキテクチャを採用した、ハイエンドビデオカードの最新製品。前世代比2倍のスループットを持つという第2世代RTコアをはじめ、第3世代Tensorコア、GPU相互接続技術の第3世代NVLinkなどを搭載する。

 また、容量ではGeForce RTX 3090カードの2倍となる48GBメモリ(ECC付きGDDR6)を搭載し、大規模データ解析・シミュレーションなどのワークロードに応じる。容量はNVLinkにより96GBまで拡張可能。

 カードの外形寸法は266.7×111.15×37mm(厚さ2スロット)。インターフェースはPCIe 4.0 x16。映像端子はDisplayPort 1.4a×4。最大消費電力は300Wで、必要な電源ユニット容量は最小650W以上、推奨700W以上。なお、販売するELSAによると、補助電源コネクタはCPU 8ピン×1で、PCIe 8ピンコネクタではないので要注意。パッケージには2×PCIe 8pin to CPU 8pin 変換アダプタが付属する。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]