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奥行き150mmの80PLUS Platinum電源「Ion+ 2」がFractal Designから

 フルモジュラータイプで奥行きが150mmとコンパクトなFractal Designの80PLUS Platinum電源に新モデルが登場、「Ion+ 2」が発売された。

 容量は560~860Wの計4モデルで、店頭価格は560Wモデルが20,000円、660Wモデルが22,000円、760Wモデルが24,000円、860Wモデルが26,000円。

柔軟性に優れた電源ケーブルを採用したコンパクトなATX電源

 Ion+ 2は80PLUS Platinum認証を取得したATX電源。全ての電源ケーブルを着脱できるフルモジュラータイプで、奥行きが150mmと短いのが特徴。ケーブルは、柔軟性のある独自のケーブルを採用しており、配線やコネクタの接続などが安易だという。

 2019年8月に発売された「Ion+」シリーズの後継モデルで、内部回路を見直すことでスタートアップ時間と負荷過度応答を向上させたという。また、最新マザーボードの仕様を考慮し、全モデルでEPS/ATX12V 8ピンケーブルを2個取り付けることができる。

 冷却ファンには、長寿命を実現するという専用設計の「Dynamic X2」(140mmサイズ)が採用。低負荷時にファンを停止する「Zero RPM」モードを備えており、本体の背面にあるスイッチでモードをON/OFFできる。

 このほか、搭載する電解コンデンサはすべて日本メーカー製の105℃コンデンサを採用。システムの安定性、信頼性の向上を実現しているという。

 本体サイズは共通で幅150×高さ86×奥行き150mm。主な電源コネクタの数は、ATX 24ピン×1、ATX 12V 4+4ピン×1、EPS 12V 8ピン×1、PCIe 6+2ピン×6(560W/660Wは×4)。保証期間は10年。

[取材協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]