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Raspberry Pi Zero 2 Wの国内販売、スイッチサイエンスでスタート
2022年6月21日 19:05
基板サイズ65×30mmのシングルボードコンピュータ「Raspberry Pi Zero 2 W」の販売をスイッチサイエンスが開始した。価格は2,508円。
国内でワイヤレス機能を使用するのに必要な、いわゆる「技適」表示のある製品。同社は「表示はパッケージ上になされているため、パッケージは捨てずに保管してください」とアナウンスしている。
Raspberry Pi Zero 2 WはMini HDMIポートなどの端子や無線LANなどの機能が搭載されたシングルボードコンピュータ。長辺65mm、短辺30mmの小型基板で、ハードウェアの開発やプログラミングの学習などに利用できる。
CPUはクアッドコアのBroadcom BCM2710A1(Cortex-A53 1GHz)。容量512MBのLPDDR2メモリも搭載する。
シングルコアCPUを搭載していた従来製品のRaspberry Pi Zeroと比べて、シングルスレッド性能が40%、マルチスレッド性能が5倍、向上しているという。また、従来製品とフットプリントの互換性があり、Raspberry Pi公式ケースなどの各種アクセサリも使用できるとのこと。
インターフェイスはMini HDMIポート、Micro USB OTGポート、microSDカードスロット、CSI-2カメラコネクタ、HAT互換ヘッダ(40ピン、ピンヘッダ未実装)など。ワイヤレス機能は無線LAN(IEEE 802.11b/g/n)とBluetooth。電源端子のMicro USBポート(5V 2.5A)も備える。電源は別途用意する。