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デュアルシステムに対応したLian Liのフルタワーケース「V3000 PLUS」
2022年12月2日 08:05
高い収納力が特徴のタワーケース、フロントやトップなどには通気性のあるメッシュパネルを採用
V3000 PLUSは、奥行き678.5×幅279×高さ674mmのタワー型PCケース。EEBタイプのマザーボードや、3基の480mmサイズラジエーター、16基のHDD/SSDなどを搭載できるという高い収納力が特徴だ。
外装はアルミ。フロントやトップなどには通気性のあるメッシュパネルが、サイドにはプッシュプルヒンジを採用した強化ガラスパネルが装備。また、フロントにはARGBライティング機能が装備されている。
3つのモードで使えるのも特徴。広々と使えるという「スタンダードモード」は大型パーツの収納向き、ビデオカードなどを垂直にして内蔵する「回転モード」はGPUの冷却において有利という。ビデオカードの垂直取り付けにはオプションのライザーケーブルが必要。
もう1つの「デュアルシステムモード」では、マザーと電源ユニットを2基ずつ搭載し、別々のシステムとして動作させることができる。
「システム1」側にはEEB/E-ATX/ATX/microATX/Mini-ITXマザーとATX電源が、「システム2」側にはMini-ITXマザーとSFX-L/SFX電源が、それぞれ組み込める。「システム2」側でも、オプションのライザーケーブルにより拡張カードスロットを使用できるとのこと。
ベルクロストラップ付きの配線スペースや、リザーバー用スペースも装備。ストレージ用のスペースを使うことで、大型リザーバー(高さ345mmまで)も搭載できる。
搭載可能なストレージは、ドライブケージが2.5インチSSD×8または3.5インチHDD×8、側面が2.5インチSSD×4、マザートレイ裏側が2.5インチSSD×4。
PCパーツの最大対応サイズは、ビデオカードが長さ589mmまで、CPUクーラーが高さ198mmまで、ATX電源が奥行き220mmまで。
オプションとして「ホットスワップドライブモジュール」「垂直 GPU PCIe 4.0 ライザー ケーブル」「デュアル GPU PCIe 4.0 ライザー ケーブル」の3つが用意されている。
[取材協力:オリオスペック]