DeepCoolの巨大モビルアーマー風PCケース「QUADSTELLAR INFINITY」が9日発売

QUADSTELLAR INFINITY

　機動戦士ガンダムに登場するモビルアーマーを彷彿させるDeepCoolの巨大PCケース「QUADSTELLAR INFINITY」が12月9日（金）に発売された。店頭価格は58,980円。

4つのブロックに主要PCパーツを設置、フロント部を開閉

　QUADSTELLAR INFINITYはE-ATXマザーボードやATX電源ユニットを搭載できるPCケース。一般的な箱型のPCケースとは異なり、フロントの形状は左上、右上、左下、右下の四方へ放射したもので、「X」の文字や四つ葉のようにも見える。4つのフロントパネルは開閉式で、状況に応じてエアフローの調整が可能だ。

　DeepCoolはWebサイトで「星の生まれ変わり」「宇宙からの帰還」「宇宙船の品質」といった見出しを用いてデザインや構造について紹介している。「超越したデザインとキャラクターで軌道から戻ります」というフレーズもある。

　内部では、マザーボードを取り付けるパネルが左上から右下にかけて斜めに配置されている。電源ユニットは左下に内蔵する。また、ライザーケーブルを別途用意することで「独立したGPUチャンバー」にビデオカードを搭載できるとのこと。

　寸法（L×W×H）は540×487×494mm。重量は14.3kg。フロントの中心には発光機能付きの電源ボタンが内蔵。また、強化ガラスパネルが6カ所に装備されている。

　対応マザーボードタイプはMini-ITX、microATX、ATX、E-ATX。ドライブベイは3.5インチ×3、2.5インチ×3。拡張カードスロットは14基（8+6基）。

　ケースファンは無し。対応ファンは120mmサイズのみで、フロントに5個、サイドに9個、リアに1個それぞれ搭載できる。また、フロントとサイドは120/240/360mmサイズのラジエーターに対応するとのこと。

　他のPCパーツの対応サイズはCPUクーラーが高さ135mmまで、ビデオカードが長さ380mmまで、電源が奥行き210mmまで。

[取材協力:ドスパラ秋葉原本店とパソコン工房 秋葉原BUYMORE店]