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Ryzen 7 6800U搭載の7インチ携帯ゲーミングPC「AYANEO 2」が予約開始、廉価モデルも

AYANEO 2

 Ryzen 7 6800Uを搭載したハンドヘルドゲーミングPC「AYANEO 2」「AYANEO GEEK」の国内版が近日発売予定だ。発売日はAYANEO 2が2023年1月31日(火)、AYANEO GEEKが同2月中旬で、予約受け付けが始まっている。

 予価はAYANEO 2が213,000円から、AYANEO GEEKが153,300円から。ハイビーム 秋葉原本店では、先行予約特典として専用ケースやオリジナルグッズセットをプレゼント予定。

ゲームパッド一体型デザインの携帯ゲーミングPC

 AYANEO 2は、CPUにRyzen 7 6800Uを採用した携帯用ゲーム機型のWindows PC。本体フロントは全面ガラス製で、一体感のある筐体デザインを実現している。

AYANEO 2

 7インチのWUXGA(1,920×1,080ドット)IPS液晶パネルを搭載し、400cd/平方mの高輝度と広色域で鮮やかな表示が可能であるとしている。

 ハードウェア構成は1TB PCIe 4.0 SSDと16GB LPDDR5-6400メモリ搭載モデルが予約価格213,000円、2TB PCIe 4.0 SSDと32GB LPDDR5-6400メモリ搭載モデルが同246,800円。OSはいずれもWindows 11 Home。本体カラーはStarry BlackとSky Whiteの2色(上位グレードはブラックのみ)。

 同社によるとバッテリー動作時間は、オールドゲーム動作時(TDP 6W/LEDオフ/機内モード/セーブモード)で4時間23分、エルデンリング動作時(1200P標準設定/TDP 22W/平均40fps)で1時間31分だったという(共に画面輝度50%でテスト)。フル充電時間は1時間38分。

 ジョイスティックはデッドゾーンのない高精度な設計で、トリガーもアナログ入力に対応。感度調整や連射機能なども備える。

 ジャイロセンサーはコントローラー部とマザーボードのデュアルで搭載しており、シューティングゲームなどで直感的な操作が可能としている。

 振動用のモーターには、Nintendo Switchと同じというHDリニアモーターを搭載。新たに独自開発基板を組み込んで実現したという「Sound TAP Magic」では、振動非対応のゲームをプレイする場合でも、ゲーム音を解析することでフィードバックを楽しめるという。

 インターフェイスはUSB 4×2、USB 3.2 Type-C、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、microSDカードスロット、スピーカーなど。サイズは約264.5×105×21.5~36.1mm、重量は約660g。

廉価版のAYANEO GEEKには半透明シェルのモデルも

 AYANEO GEEKは、フロントの全面ガラスやSound TAP Magicなどの一部機能が省かれた廉価モデル。

 下位のFantasy Blackモデルは画面解像度が1,280×800ドットで、512GB PCIe 4.0 SSDと16GB LPDDR5-6400メモリを搭載し、予約価格は153,300円。

 半透明な紫色シェルを採用したCrystal Purpleモデルは、WUXGA IPS液晶と2TB PCIe 4.0 SSD/32GB LPDDR5-6400メモリ搭載で予約価格は209,800円。

 インターフェイスやOSはAYANEO 2と共通で、サイズは約264.5×105×22.3~36.9mm。重量は約665g。

AYANEOシリーズ汎用ドッキングステーションも発売

 AYANEO 2の販売に合わせて、AYANEOシリーズ汎用ドッキングステーションも発売。価格は11,800円で、Type-Cコネクタの位置を調整でき様々なAYANEOシリーズに対応できる仕組みが特徴。

[取材協力:ハイビーム 秋葉原本店]