“煙突型エアフロー”も可能なミドルタワー「Model 4」が発売、鏡面モデルもあり

「Model 4 King Arthur White」

　4つのモードで多様なハードウェア構成ができるというSuzhou Geometric Future TechnologyのPCケースが発売された。“煙突型エアフロー”も可能という。

　ラインアップと価格は、カラーが「ブラック / イエロー」の「Model 4 King Arthur Black」と、「ホワイト」の「Model 4 King Arthur White」が15,980円。カラーが「ブラック / ミラー」の「Model 4 Caliburn」が18,980円。

トップブラケットの一部がリフトアップ可能なE-ATXケース

　これらはE-ATXマザーボードやATX電源に対応したPCケース。4つのハードウェア搭載モード「Normal Mode 1」「Normal Mode 2」「Lifting mode 1」「Lifting mode 2」があり、多様なハードウェア構成が可能という。

　同社は、「トップブラケットの一部をリフトさせるリフティングモードは、このケースならではの特徴といえる」と訴求している。ケース上部に空間を追加することで、設置した冷却アイテムがメモリなどと干渉しなくなり、さらなる冷却能力を得ることができるという。

　リフティングモードに限り、トップに240mmラジエーターを搭載することができるとのこと。このほか、リアに120mmラジエーターが、ボトムに360mmラジエーターがそれぞれ搭載可能。

「Model 4 King Arthur Black」

モード詳細

　メッシュ構造とされたフットスタンドも特徴。ケース内部に十分なエアフローを提供しつつ、ダストフィルターとして機能するという。また、いわゆる「チムニー」型のエアフローを作ることで、ケース内部の熱をスムーズに排出することが可能になるとしている。

「Model 4 Caliburn」

　寸法はH395～440×W215×L410mm。重量は7.31kg。材質はスチール、強化ガラス。対応マザーボードタイプはE-ATX、ATX、microATX、Mini-ITX。ドライブベイ数はM/Bパネル裏が3.5インチHDD×2、2.5インチSSD×1、2.5インチSSD×3、下部ブラケットが2.5インチSSD×1。拡張スロット数は7+2（GPU側面配置用）。

　PSU制限は縦置き時が180mm、横置き時が150mm。GPUカード制限は405mm。CPUクーラー制限は164mm以下。

[取材協力:TSUKUMO eX.とツクモパソコン本店とパソコンショップ アークとオリオスペック]