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Ryzen Threadripper 7000対応のOC向けDDR5 R-DIMM「G.SKILL ZETA R5 NEO」が登場

「Zeta R5 Neo」

 AMD Ryzen Threadripper 7000シリーズでの使用を推奨するというG.SKILLのDDR5 R-DIMM「Zeta R5 Neo」シリーズが登場した。シリーズのラインアップは128GBモデル(32GB×4枚組)の「F5-6400R3239G32GQ4-ZR5NK」と64GBモデル(16GB×4枚組)の「F5-6400R3239G16GQ4-ZR5NK」の2つ。価格は前者が204,100円、後者が99,800円~101,000円。

 11月29日(水)時点では、OVERCLOCK WORKSでは128GBモデルが「2~4週間で出荷」、64GBモデルが「即納」とされており、またオリオスペックではどちらも「取寄せ商品:納期要確認」とされている。

 Zeta R5 NeoはデスクトップPC用のDDR5メモリ。Registeredタイプで、エラーチェック・訂正機能のECCや、メモリのオーバークロック機能のAMD EXPO、Intel XMPをサポートする。

 AMDワークステーションシステム向けに設計したDDR5 R-DIMMといい、ハイエンドのワークステーションでオーバークロックを行うための究極のソリューションとなるとアピールしている。また、AMD Ryzen Threadripperシリーズプロセッサと、4チャンネルメモリをサポートするAMD WRX50チップセット搭載マザーボードで使用することを推奨するという。

 ECCについては「On-Die ECC」と「Side-Band ECC」の2つをサポートするといい、これらによりエラーの検出と訂正を行い、データの正確性と信頼性を向上させるという。また、高いメモリ速度でのコマンド信号などを改善する「Registering Clock Driver(RCD)」や、温度監視用のセンサーを搭載しているとのこと。

 AMD EXPO/Intel XMPでテスト済みのメモリ速度は6,400MT/s、レイテンシーは32-39-39-102、電圧は1.40V。SPDのメモリ速度は4,800MT/s、電圧は1.10V。

[取材協力:OVERCLOCK WORKSオリオスペック]