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4年ぶりの開催で“AMD尽くし”だったファンイベント「AMD FAN FES 2023」

 日本AMD主催のファンイベント「AMD FAN FES 2023 in AKIBA」が、12月9日(土)にLIFORK 秋葉原 IIで開催された。

 イベント会場には、日本AMDの佐藤美明氏をはじめ、AMDチップセットを搭載したマザーボード/ビデオカードメーカー担当者や、テクニカルライターの高橋敏也氏、KTUこと加藤勝明氏、森田健介氏が登壇。

 今回はRyzen 3000シリーズが発売された2019年から数えて「4年ぶりの開催(佐藤氏)」となったが、前回同様に会場へ多くのAMDファンが集まった。

 Ryzen Threadripper解説セッションでは、加藤氏は11月末発売の「Ryzen Threadripper 7000シリーズ」について、4チャネルメモリ構成や豊富なPCIeレーンなど、足回りも潤沢なコア数に見合った設計になっていると説明。

 「AMDのレビューキット外装とAMDの自信は反比例している」という独自の持論を展開した加藤氏によれば、Ryzen Threadripper 7000のレビューキットはダンボール箱だったのでAMDにとって自信のある製品だとか。

メーカー各社による自社製品紹介も

 会場にはメーカー各社のAMDチップ搭載の製品が多数展示。BTO PCメーカーのサイコムからはRyzen Threadripper 7000シリーズ搭載のワークステーション「LEPTON WS4000TRX50A」も展示されていた。

 イベントセッションでは、メーカー座談会のほか各社によるAMDチップ搭載製品やAMDプラットフォーム対応製品の製品紹介も行われ、まさに“AMD尽くし”な内容がてんこ盛りとなっていた。