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ピラーレスモデルがかなり好調!ガラスパネル搭載PCケースの売れ筋・おすすめをショップスタッフに聞いてみた
2024年6月5日 08:05
光もののPCパーツが流行る昨今、よりかっこいい・映えるPCを作りたいという方が多いのでは?そこで今回はガラスパネル搭載のPCケースはどのモデルが人気なのかをアキバのショップスタッフに聞いてみました。購入時の参考にしてみて下さい。
ピラーレスだとファン付きモデルが人気で、今強いのはAntecですね。うちだと、「Constellation C5 ARGB」がファンの数(計7基)を考えたら安い(19,479円)ので人気です。側面と底面のファンがリバースブレードなんで、これに水冷クーラーを入れれば、空気の通りはかなり良い具合になりますし。
あと、「XPG INVADER X ARGB」も売れ筋ですね。でかいパーツが入るし、リバースファン搭載だし、グラボの縦置きもできるし、BTFマザーにも対応なので。若干高い(26,980円)ですけど、オプションが色々付いているので人気ですね。他はmicroATXマザーの構成だとC3T500-ARGBも売れています。
ちなみに一時は大流行していたNZXTは、Antecとかにのまれて、最近は落ち着いてきましたね。あと、「Lian Li O11」は売れてはいますが、冷却ファンを買う前提の製品なので予算も凄いです。当然、ハイエンド構成になるので、40万円越えになることが多いです。ですから、GeForce RTX 4060 TiやCore i5といったミドルクラスのPCパーツでこのケースを選ぶというのはあまり聞かないですね。
うちでは「NZXT H9」がおすすめです。ピラーレスで中身をよく見せることができ、背面のスペースがかなり広いのでケーブルの取り回しなどが簡単です。RGBコントローラーなどのアクセサリ類を入れてもかなり余裕のあるスペースがとてもポイントです。店頭に組込済みの展示を出しているのですが、それを見てお客様自身で近い構成を選ばれたりということもあります。
今はAntecの「CX200M RGB ELITE」が人気ですね。この売れ行きは異常です(笑)ピラーレスでRGBファンが5個も付いていて、この価格(7,980円)なんで。水冷クーラーを付けるスペースが無くて、空冷オンリーの完全割り切りモデルですが、これにRyzen 7 5700Xと安いCPUクーラーを入れて、見た目が格好良くて安いを組むというのが流行ってますね。
ATXであればAntecの「Constellation C5 ARGB」がかなり人気で、私個人としてもおすすめです。標準で搭載されているファンの数が多く、トップにファンもしくは水冷クーラーをつけるだけでかなり映える仕上がりになるのがポイントです。そこまで大きい筐体では無いので、机の上に置くのもアリです。高さも抑えられてるのも良いところだと思います。
microATXやMini-ITX系であれば最近は「Jonsplus Z20」のピンク/ホワイトが選ばれてますね。玄人志向から出てたピンクカラーのGeoForce RTX 40シリーズやPowerColorのRadeon Sakura Editionなどと合わせて一式組み立てるという方もいます。
問い合わせや指名買いではNZXTがやはり人気です。ウチで売れているのは「Thermaltake S100 TG」シリーズで、安価ながらデザインや作りも悪くないのと比較的組みやすいので、初自作の人やケース価格を抑えたい人に人気です。
当店で売れているのは「NZXT H9」で、付属ファンも揃っていて同系統のピラーレスケースとしては割安というのもあり強いですね。