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LGA2011のゲーミングマザー「RAMPAGE IV」の新モデル発売、Ivy Bridge-E向け
(2013/11/22 12:05)
ASUSのゲーム/OC向けLGA2011マザーの新製品が久々に登場、「RAMPAGE IV BLACK EDITION」が発売された。Ivy Bridge-E向けにデザインされた製品で、外部OCコントローラ「OC Panel」も付属する。
実売価格は57,000円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
OC/ゲーミング向けのLGA2011マザーボード
RAMPAGE IV BLACK EDITIONは、Intel X79 Expressチップセットを搭載したE-ATXフォームファクタのLGA2011マザーボード。オーバークロッカー/ゲーマー向けをうたう同社のLGA2011マザーとしては、昨年2月に登場した「Rampage IV GENE」以来の新製品だ。
今回の製品では、TIの「NexFET MOSFET」などを用いた電源回路「Extreme Engine Digi+ III」(CPU 8フェーズ+VCCSA 3フェーズ+DRAM 2+2フェーズ)や、S/N比120dBをうたうゲーマー向けオーディオ機能「SupremeFX Black」などが搭載。
SupremeFX Blackでは、EMIシールドのほか、ハイエンドオーディオ機器での採用例もあるCirrus Logic製DAC「CS4398」、TI製ヘッドホンアンプチップ「TPA6120A2」などを用いているという。
また、LGA1150マザーの「MAXIMUS VI EXTREME」でも採用されていた外部OCコントローラのOC Panelも付属。2.6インチの液晶ディスプレイや、十字に配置された操作ボタンなどを備え、単体で温度の確認やクロックの調節などができるほか、付属のベイパネルを用いてPCケースの5インチベイに装着することもできる。
OCに関しては液体窒素冷却にも対応するとアピール。同社によれば、既にCore i7-4820K(通常クロック3.7GHz)を6,943MHzまで、G.Skill製クアッドチャンネルDDR3メモリキットを4,072MHzまで、それぞれOCした実績を持つという。
スロット数はPCIe x16×4(4-Way SLI/4-Way CrossFireXサポート)、PCIe x1×2、DIMM×8(最大64GB)。主な搭載機能・インターフェイスはGigabit Ethernet(Intel 82579V)、Bluetooth 4.0、6Gbps SATA(6ポート)、6Gbps eSATA(2ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部6ポート、ピンヘッダ2ポート)、8チャンネルサウンド(SupremeFX Black)。