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Intel製コントローラの新型SSDが久々に登場、6Gbps対応の新チップ
業務向けのハイエンド品
(2012/12/22 01:26)
Intel製コントローラを採用した久々の新型SSD、DC S3700シリーズが発売された。
データセンター向けの高価な製品だが、同社製コントローラを搭載した久々のSATA接続SSD、という点には注目が集まりそうだ。
今回発売されたのは2.5インチの400GBモデルで、実売価格は89,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
Intel初の6Gbps対応コントローラ
DC S3700シリーズは高い耐久性をウリにするデータセンター向けSSD。
搭載コントローラはIntel製で、同社製では初めて6Gbps SATAに対応。SSDの公称速度は、最大リード500MB/s、最大ライト460MB/s(400GBモデル)とされている。
また、耐久性の高さもアピール。耐久性については「1日に全容量を10回書き変えても5年もつ」(ショップ)とか。IOPSは4KBランダムリード時で75,000、同ライトで36,000。
搭載フラッシュメモリはSSD 710などでも採用していた高耐久版MLC「HET-MLC」の25nm版。
SSDのサイズは7mm厚で、消費電力はアクティブ時6W、アイドル時650mW。
2万円台の100GBモデルも来週入荷
なお、シリーズのラインナップは2.5インチが100GB/200GB/400GB/800GBの4モデル、1.8インチが200GB/400GBの2モデル。今回2.5インチの400GBモデルを入荷したPC DIY SHOP FreeTでは、「2.5インチの100GB/200GBも来週入荷する」と予告、さらに800GBも取り寄せ扱いで販売するとのこと。
予価は100GBモデルが22,480円、200GBモデルが44,800円、800GBモデルが178,480円。
ちなみに6Gbps SATAに対応したIntel製コントローラはこれが初登場。同社製の6Gbps SSDは2011年3月の「SSD 510」が初めてだが、その製品を含め、同社の6Gbps SATAモデルは全て他社製コントローラを採用していた。
[撮影協力:PC DIY SHOP FreeT]