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「アキバ大好き!祭り」開催中、アキバの趣味を一堂に
スマホ+ビーコンの体験や、アキバを巡るクイズラリーも
(2014/1/12 04:03)
電子工作やアイドルなど様々な“アキバ文化”が集うイベント「アキバ大好き!祭り2014winter」が11日(土)~12日(日)の日程で開催中だ。
会場はベルサール秋葉原で、主催はアキバ地域活性化プロジェクト実行委員会。入場は無料。実施時間は11時から18時。
恒例の「アキバのお祭り」
今回が5回目となる「アキバ大好き!祭り」だが、今回は電子工作やレトロゲーム、クラフト、ヨーヨー、3Dプリンタ、自衛隊など様々なジャンルのショップや団体が出展。
物販/展示コーナーのほか、体験コーナーも重視されており、「メイドさんと一緒にはんだづけ!」をうたう電子工作教室や、コスプレスタッフによるガンプラ工作教室、クラーク記念国際高等学校による声優体験コーナー、秋葉原にあるクラフト工房「Nano Lab.」による3Dプリンタ体験コーナー、防弾チョッキやヘルメットの試着体験コーナー、そしてゲーム向けなどにも注目されている高視野角HMD「Oculus Rift」の体験会(Oculus Festival in Japan主催 / 会場外含む:地図)などが開かれている。
スマホ+BLEビーコンのスタンプラリーが体験可能近づくだけでスタンプOK
まず、電子パーツ関連で注目できる展示の一つが、日本Androidの会 秋葉原支部による「iBeacon互換ビーコン」によるスタンプラリー。
このビーコンはBLE(Bluetooth Low Energy)の信号をタグとして利用するもので、NFCのように「タッチ」せずとも近づくだけで反応するのがメリット。
スタンプラリーに参加するためには、BLEに対応したAndroidスマートフォンにスタンプラリー用アプリ「BeaconRally」を入れておく必要があるが、アプリを起動状態にしておけば、ブースに近づくだけで反応することを確認できた。また、アプリがバックグラウンド動作の状態では、「近くにタグがある」旨通知されるため、その通知からアプリを起動すればスタンプ完了、という具合。アプリのインストールや起動に便利なよう、NFCタグも併用されているが、アプリが起動できるのであれば必要ないとのこと。
なお、会場では開催日各日5台限定でBLEビーコンも販売しているが、初日はなんと5分で完売してしまったそう。確実に欲しい人は早めに会場に向かったほうがいいだろう。イベント終了後の入手については、「メーカーのワイヤレステクノロジーに確認してほしい」(スタッフ)とのこと。
このほか、電子パーツ関連では、品薄の「ボーカロイドLSI」も販売されていた。これに関しては別記事参照のこと。.
アキバを巡るクイズラリーも実施
また、会場内外の連携として秋葉原を巡るクイズラリーも実施。
3コース合計36ヶ所のクイズが用意されており、おでん缶自販機や肉の万世、神田明神、ドン・キホーテ、東京アニメセンター、秋葉原ガチャポン会館など、様々な「アキバ」を巡ることができるというしかけ。PC関連のショップも、ドスパラパーツ館やG-Tune:Garage、BUY MORE秋葉原本店、mouse computer秋葉原ダイレクトショップが含まれている。
クイズラリー参加者向けのショップごとのサービスや、クイズの正解5問以上で貰える景品なども用意。また、一部のクイズラリー参加店では、会場でも行われているOculus Riftの体験会が実施。会場が込み合っている場合は、そうしたショップに行くのもいいかもしれない。
このほかのイベントの模様はフォトギャラリーで紹介しよう。