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「人型巨大ロボのOSはWindows 8.1」、マイクロソフトがアピール

“KURATAS”に古谷徹がパイロットとして搭乗、「当たれ~」

 Windows 8.1 Updateをアピールする日本マイクロソフトのイベント「Windows 春祭り2014」が4日(日)に開催された。

 イベントの詳細については、別記事を参照してほしいが、イベントの目玉の一つが、実際に搭乗して操作できる人型巨大ロボ「KURATAS」(クラタス / 水道橋重工製)の展示とデモ。

 話だけ聞くと、「なぜこれがWindowsのイベントに?」と思ってしまう内容だが、実際の展示を見ると「なるほど!」と思える(?)内容。トークセッションでは声優の古谷徹氏も登場し、「せっかくだから」とKURATASに搭乗。さすがの経験豊富ぶり(?)で、一発で無事操作しきるという一幕もあった。

KURATASのOSはWindows 8.1もちろん「Windows 8.1 Update」にアップデート済み

側面
人混みに紛れるKURATAS
Windowsロゴ入り
後ろから
右肩や腹部にもWindowsロゴが
当日司会などを務めた高橋敏也氏が警備(?)中。ちょっとうれしそう(笑

 さて、会場で展示されたKURATASは、Windowsロゴが入ったオリジナル塗装のもの。

 実はこのKURATASの動きを制御する制御ソフト「V-Sido」はWindows上で動作しており、KURATAS自体の操作もWindowsの画面などから行える。つまり、KURATASは「Windowsベースの人型ロボット」であり、今回の塗装もそれをアピールするもの、というわけだ。ただし、「Certifiedなデバイスになったわけじゃない」(スタッフ)とか。

 ちなみにKURATASのOSは随時アップデートを行っているようで、すでにWindows 8.1 Updateも導入済み。「人型ロボットもWindows Updateで随時OSをアップデートする」と思うと、なかなか凄い時代といえる。

古谷徹氏が搭乗「モビルスーツじゃないですか!」

古谷徹氏
KURATASと対峙する古谷徹氏
V-Sidoの開発者である吉崎航氏
V-Sidoの解説

 また、トークセッションでは、初代ガンダムでアムロ役を演じた声優、古谷徹氏やV-Sidoの開発者である吉崎航氏が登壇した。

 開口一番「あれですかっ!!」「モビルスーツじゃないですか!」と驚く古谷氏に、吉崎氏が制御の仕組みを簡単に解説。「顔はちょっとザクみたいだけど」(古谷氏)「最新型のMS(マイクロソフト/モビルスーツ)です」(吉崎氏)などと軽妙なやりとりを繰り広げた。

搭乗中
搭乗完了
「武装」を発砲したところ、「当たれ~」

 その後、古谷氏はなんとKURATASに搭乗、腕などを操作し、武装(?)まで発砲するというデモを行った。ちなみにKURATASの搭乗には、通常、事前トレーニングが必要だそうだが、「マニュアルなしで乗れる、という経歴をお持ちの方なので(笑」(吉崎氏)とそのまま搭乗。さすが、というべきか、古谷氏も何事もなく操作していた。

 ちなみにこのKURATAS、昨年12月にAmazonでの取り扱いページができており、その際も話題になっている。ただし、実際には「在庫切れ」が続いており、Amazon経由で購入できるかどうかは不明。価格もAmazonのサイトには掲載されていない。