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手のひらサイズの超小型ファンレスPCにCore i5版が登場、ZOTAC製
CPUが異なるモデルも3製品発売
(2014/9/10 22:05)
手の平サイズでファンレス仕様のZOTAC製超小型PC自作キット「ZBOX nano」シリーズにCorei5搭載モデルが登場、「ZBOX CI540 nano(ZBOX-CI540NANO-J)」が発売された。店頭価格は税込50,900円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このほか、同じ筐体を採用したCeleron N2930モデル「ZBOX CI320 nano」やA6-1450モデル「ZBOX CA320 nano」、Core i3-4020Yやメモリ、SSD、Windows 8.1 with Bingを搭載した「ZBOX CI520 nano Win8.1 with Bing」も同時に発売されている(価格の詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
デュアルコア/HT対応のCore i5-4210を搭載した「ZBOX CI540 nano」
ZBOX nanoシリーズは本体サイズが長さ127×幅127×高さ45mmで、ファンレス仕様の超小型PC自作キット。
先月末から同じ筐体を採用したCore i3搭載モデルや“0円Windows”ことWindows 8.1 with Bingを搭載したモデルが複数発売されているが、今回は同シリーズ最上位となるデュアルコア/Hyper-Threading対応の「Core i5-4210Y」を搭載している。Core i5-4210Yの主な仕様は動作クロック1.5GHz(ターボ時1.9GHz)、TDP 11.5W、内蔵GPU Intel HD Graphic 4200など。
今回登場したZBOX CI540 nano(ZBOX-CI540NANO-J)の主なスペックはDiplayPort/HDMI出力、1000Base-T LAN、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.0、USB 3.0、eSATA。ドライブベイは2.5インチSATA用×1。
CPUなどが異なるモデルも3種類同時発売
上記のZBOX CI540 nanoのほかに、同筐体を採用し、CPUなどが異なるモデルも3製品発売されている。
「ZBOX CI320 nano(ZBOX-CI320NANO-J)」は、CPUにBay Trail-MのCeleron N2930(クアッドコア/クロック1.83GHz・バースト時2.16GHz)を搭載したモデル。店頭価格は税込22,000円前後。
「ZBOX CA320 nano(ZBOX-CA320NANO-J)」はCPUにAMD A6-1450(クアッドコア/クロック1GHz・最大1.4GHz/Radeon HD 8250)を搭載したモデル。店頭価格は税込25,000円前後。
「ZBOX CI520 nano Win8.1 with Bing(ZBOX-CI520NANO-J-W2)」は、CPUにCore i3-4020Y(デュアルコア/クロック1.5GHz)、OSにWindows 8.1 with Bingを搭載したモデル。DDR3L 2GBメモリや容量64GBのSSDも搭載している。店頭価格は税込41,000円前後。
各モデルの搭載デバイスは、ZBOX CI540 nanoとほぼ同じだが、A6-1450モデルのみ、eSATAの代わりにUSB 2.0が搭載されている。