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拡張スペースが増設できるキューブPCケースが近日発売、同じケースを二段重ね

上段ケースに水冷キット、下段ケースにマザーといった構成が可能

 積み重ねて拡張スペースが増やせるThermaltakeのキューブタイプPCケース「Core V21」が近日発売される見込みだ。国内代理店のアスクは24日(土)に発売する予定。予価は未定。

 オリオスペックでは2台のケースを積み重ねた状態で展示を行っている。

本体の2段重ねが可能なキューブ系microATXケース

 Core V21は、本体サイズが幅320×高さ336×奥行き424mmのコンパクトなPCケース。昨年8月に登場したMini-ITX対応の「Core V1」に続くモデルで、本体が一回り大型化し、Mini-ITXのほかmicroATXマザーボードに対応した。

 ユニークなのは、本体の2段重ねが可能な点。積み重ね時に上面・底面のパネルを取り外せば、内部が上下に貫通し、1つのPCケースとして使うことができる。上段に水冷キットを、下段にマザーなどを内蔵するといった構成も可能だ。なお、側面パネルも取り外せる。

 1台での使用時でも水冷キットが内蔵可能。上面・左側面・右側面のスペースには、最大280mmサイズのラジエーターが内蔵可能としている。

 また、本体を寝かせた状態(90度回転させた状態)でも設置できるとのこと。前面のエンブレムは着脱可能で、設置の向きに合わせて掲げることができる。

 各PCパーツの最大対応サイズは、ビデオカードが長さ350mm、CPUクーラーが高さ185mm、ATX電源が奥行き200mm。ドライブベイ数は3.5インチ/2.5インチシャドウ×3、2.5インチシャドウ×3。拡張カードスロットは5基。ケースファンは前面200mm×1を備える。

[撮影協力:オリオスペックツクモパソコン本店]

Thermaltake Core V21