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ギターアンプ風の拡張ボックスが付属、MSIのゲーム向けモバイルPCが来週発売

ビデオカードなどが増設可能、 Core i7搭載でPCの重量は1.2kg

 ビデオカードも増設できる外付けボックスがセットになったMSIのゲーミングノート「GS30 2M Shadow+G-Dock(GS30 2M-030JP)」が23日(金)に発売される見込みだ。予価は税込249,800円。

 パソコンショップ アークにはサンプルが入荷、17日(土)から外付けボックスにGeForce GTX 970を搭載した状態でデモを行う予定だ。

専用ドッキングステーション「G-Dock」が付属、スピーカー内蔵で拡張カードが増設可能

 GS30 2M Shadow+G-Dockは、広視野角を謳う13.3インチディスプレイ(1,920×1,080ドット)やWindows 8.1を搭載したノートPC。

 Iris Pro 5200を内蔵する4コア/8スレッドCPUのCore i7-4870HQや、16GBメモリ(DDR3L-1600 SO-DIMM 8GB×2)、256GBストレージ(M.2 SSD 128GB×2、RAID 0構成)も搭載する、ハイスペックの製品だ。

 最大の特徴は、ギターアンプ風の専用ドッキングステーション「G-Dock」が付属する点。幅364.4×奥行き209×高さ197.7mmのボックス型筐体で、上面にノートPCを載せ、専用コネクタを介して接続する。

 G-Dockを用いて、PCパーツの増設や様々な機能の追加が可能。PCIe 3.0 x16ビデオカードや、6Gbps SATA対応の3.5インチHDDが増設できるほか、Gigabit Ethernet(Killer E2200)、USB 3.0(4ポート)などの機能が追加できる。

 増設可能なビデオカードのサイズは、厚さ2スロット、長さ310mmまで。外部電源コネクタは8ピン(6+2ピン)×2を備える。また、前面には5Wウーハー内蔵のステレオスピーカーが搭載。電源は450WのSFXタイプが搭載されている。

 ただし、同店によれば、ノートPCのディスプレイとビデオカードの同時使用はできず、「ビデオカード使用時はノートPCのディスプレイが無効になる」という。また、G-DockとノートPCの着脱は、電源OFFの状態で行なう必要がある。

 ノートPCの本体サイズは幅320×奥行き227×高さ19.8mm、重量は1.2kg(バッテリーを含む)で、ハイスペックながらモバイルも可能。同社は「薄型軽量のモバイルノートが、自宅ではハイパフォーマンスゲーミングマシンに早変わりする」と、二通りで使える点もメリットとして挙げている。

 ノートPCの主な搭載機能・インターフェイスはHDMI、Gigabit Ethernet(Atheros AR9161)、無線LAN(IEEE 802.11ac、Intel Dual Band Wireless-AC 7260)、Bluetooth 4.0、SDカードスロット、USB 3.0(2ポート)、サウンド(Creative Sound Blaster Cinema 2)、ステレオスピーカー、Webカメラ。光学ドライブは非搭載。65W ACアダプタなどが付属する。

[撮影協力:パソコンショップ アーク]

MSI GS30 2M-030JP