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iPadで操作できるライブ配信対応ビデオスイッチャーが登場

 タブレットでも操作可能なCerevoのビデオスイッチャー「LiveWedge(CDP-LW01A)」が発売された。店頭価格は税込97,200円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 なお、現時点ではiOS用アプリのみ提供されており、対応タブレットはiPad 2以降、iPad mini、iPad Airとされている。Androidには後日対応するという。

4基のHDMI入力と2基のHDMI出力を備えたビデオスイッチャー、タブレットでも操作可能

 LiveWedgeは、4基のHDMI入力と、2基のHDMI出力(1基はプレビュー用)などを備えたビデオスイッチャー。

 出力する映像を切り替えたり、エフェクトやミキシングを施して出力したりできる機器で、本体表面には、状態などを表示する小型の液晶画面や、切り替えボタン、操作ホイールなどが装備されている。

 最大の特徴は、タブレットでの操作が可能な点。内蔵の無線LAN機能によりタブレットと接続し、専用アプリを使ってエフェクトなどの操作が行なえる。無線LANはIEEE 802.11a/b/g/n準拠(2.4GHz/5GHz対応)。

 入力映像をタブレットのディスプレイに表示する「タブレット・プレビュー」機能も備えており、映像を見ながら操作することが可能。プレビュー映像は1秒以内の遅延で表示されるという。なお、プレビュー用のHDMI出力端子を使えば、アプリのUIをディスプレイに表示できる。

 同社のライブ映像配信機器「LiveShell PRO」相当という配信機能も装備。Ustreamやニコニコ生放送などへのライブ配信と、映像のスイッチングが1台で実現できるとアピールしている。

 また、SDカードスロットを備えており、SDカード内の映像を素材として用いることも可能。後日提供予定のアップデートにより、出力映像のSDカードへの録画なども可能になるという。

 なお、本体のみで操作する場合、使用できるエフェクトはカット、ミックス、ワイプのみとのこと。

 本体サイズは幅270×奥行き155×高さ41mm、重量は約1.1kg。インターフェイスはHDMI入力(4基)、HDMI出力(2基)、アナログステレオ音声入力(RCA端子)、有線LAN(10BASE-T/100BASE-TX)、SDカードスロットを備える。電源は付属のACアダプタ(12V/5A)。

[撮影協力:オリオスペック]

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