マウスのスティックPCに冷却ファン搭載版が登場

　マウスコンピューターのスティック型PC「m-Stick」に新モデルが登場、冷却ファンを搭載した「MS-PS01F」が発売された。店頭価格は税込20,800円前後（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。

　mouse computer秋葉原ダイレクトショップでは動作デモが行われている。

搭載ファンは可変式で、低負荷時はファンは回転せず

給電ケーブルなどを取り付けた状態

ファン搭載モデル

本体側面

ファンで吸気し、本体のスリットから排出

店頭POP

パッケージ

初代m-Stick「MS-NH1」との大きさ比較

mouse computer秋葉原ダイレクトショップでは動作デモが行われている

　これは、本体サイズが幅125×奥行き37.6×高さ14mm（端子部含まず）で、Windows 8.1 with Bing(32bit)を搭載した超小型PC。

　本体側面にHDMIコネクタを備えた同社製スティック型PCの新モデルで、従来モデルには無かった冷却ファンが搭載されている。冷却ファンは吸気タイプで、ファンから取り込んだ空気は本体に備えるスリットから排出される仕組み。

　なお、僚誌PC Watchのインタビュー記事によると、搭載するファンは「SoCが一定温度になるまでは回転しない」、「回転数はSoC温度によって変動し、ノイズレベルは1m距離で25.6dBA」という。実際に店頭デモ機で確認したところ、電源を投入して数分の間はファンが回転しなかった。

　基本仕様は従来モデルと同様で、主な仕様はCPUがAtom Z3735F(クアッドコア/1.33GHz)、搭載メモリがDDR3L 2GB、ストレージ容量が32GB。本体にはキーボードなどを接続するUSB 2.0端子（標準A）が1つあるほか、電源供給用のUSB端子（マイクロB）が用意されている。主な搭載デバイスはIEEE 802.11b/g/n無線LANやBluetooth 4.0など。

　なお、本体サイズに関しては、従来モデルよりも若干大型化されている。

　付属品はUSB-ACアダプタ、電源供給用USBケーブル、HDMI延長ケーブルなど。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店とmouse computer秋葉原ダイレクトショップ]