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ASUSのZ890/X870は超充実のラインナップ!どんな目的にもマッチする1枚が見つかる!?

【最新マザーカタログ 2024 秋冬】全19製品を一挙紹介 text by 芹澤 正芳

特別企画【最新マザーカタログ 2024 秋冬】では、ASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIのマザーボード主要4社の最新マザーボードを一挙紹介。AMD、Intelから新CPUが登場した今シーズン。この機会に最新プラットフォームへの乗り換えを考えている人、秋冬の各種セールのチャンスに新たに自作PCを組もうと考えている人の“マザーボード選び”の参考にしていただきたい。

 ASUSはAMD X870チップセット搭載モデル、Intel Z890チップセット搭載モデルともに豊富なラインナップを用意。エンスー向け、ゲーマー向け、クリエイター向け、高耐久、スタンダードに白色、Mini-ITXまで揃え、目的と予算に合わせて選びやすくなっている。

ゲーマー向け充実のAMD X670搭載マザーボード

ROG CROSSHAIR X870E HERO
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×2●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×3、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×2、SlimSAS×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×2、USB 10Gbps×8、USB 5Gbps×4、USB 2.0×4、HDMI 2.1×1●LAN:5GBASE-T×1、2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

 18(110A)+2(110A)+2フェーズの強力な電源回路、電流と温度の状況に合わせてOC設定を自動的に切り換えるDynamic OC Switcherなど多彩なOC機能を備えるハイエンドモデル。M.2を5スロットなど拡張性も高い。

ROG STRIX X870-F GAMING WIFI
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×2、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×2、SATA 3.0×2、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×6、USB 5Gbps×8、USB 2.0×4、HDMI 2.1×1、DP 1.4×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

 ROGの“主力”と言えるのが歴代「F GAMING」。本機は16(110A)+2(110A)+2フェーズの大規模な電源回路に、ヒートパイプ付きの大型ヒートシンクを採用。M.2は4スロットあり、すべてにヒートシンクを搭載と高い冷却力を確保している。

 さらに、組み立てをより簡単にする「Q-Design」を随所に採用と扱いやすさも◎。メモリは192GBまで搭載可能で、DDR5-8000と高クロックまでサポート。Wi-Fi 7が最大6.5Gbps対応と高速なのもポイントだ。

ROG STRIX X870-A GAMING WIFI
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×2、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×2、SATA 3.0×2、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×6、USB 5Gbps×8、USB 2.0×4、HDMI 2.1×1、DP 1.4×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

 「F GAMING」のホワイトカラーとも言える位置付けだが、電源回路は16(90A)+2(90A)+2フェーズ、Wi-Fi 7は最大2.9Gbpsに若干控えめの仕様に。それ以外はほぼ共通で、Q-Designによって組み立てやすいのも同様だ。

ProArt X870E-CREATOR WIFI
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×2、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×2、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×2、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×2、USB 10Gbps×7、USB 5Gbps×2、USB 2.0×6、HDMI 2.1×1、DP入力×1●LAN:10GBASE-T×1、2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

 クリエイター向けのProArt。ビデオカードの映像をUSB 4から出力できるDisplayPort入力を搭載し、液晶タブレットなどとの相性がよい。16(80A)+2(80A)+2(80A)フェーズと電源回路も堅牢だ。

 拡張スロットは3本あり、キャプチャーボードなどの増設をしやすいのもポイント。厚みのあまりないProArtシリーズのビデオカードと組み合わせると拡張スロットを活かしやすい。

TUF GAMING X870-PLUS WIFI
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×2、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×2、SATA 3.0×2、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×3、USB 5Gbps×6、USB 2.0×5、HDMI 2.1×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

 軍用グレードのコンポーネントを採用するなど、耐久性を重視した設計が特徴のTUF。電源回路も16(80A)+2(80A)+1(80A)フェーズと強力で、M.2も4スロットとストレージの拡張性も高い。

PRIME X870-P WIFI-CSM
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x1(x16形状)×3●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×1、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×3、SATA 3.0×2、USB 40Gbps×2、USB 10Gbps×2、USB 5Gbps×5、USB 2.0×8、HDMI 2.1×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4

 スタンダード仕様と言えるPRIMEだが、拡張スロットが4本、M.2も4スロットと高い拡張性が確保されている。電源回路は14(80A)+2(80A)+1(80A)フェーズと上位CPUも安心と言える規模だ。

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