GIGABYTEのAMD X870E/870、Intel Z890世代マザーボードは新たなネーミング「AI TOP」モデルが目立っているが、トレンドのホワイトマザーボードも多め。Mini-ITXのホワイト、microATXのホワイトなどは希少性もあり注目される。
加えてAIを活用した基板設計の最適化、簡単OC機能にもAIによる学習を用いるなど「AI」も推す。簡単DIY機能もさらに充実を果たし、組み立てやすさもポイントだ。
上位のX870Eを中心にしつつお求めやすいX870のモデルもMini-ITXのホワイトモデルにも注目
X870E AORUS XTREME AI TOP
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 5.0 x8(x16形状)×1、PCI-E 4.0 x2(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×1、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×2、M.2(PCI-E 4.0 x2接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×6、USB 5Gbps×4、USB 2.0×6、HDMI 2.1×1、HDMI 1.4(フロント)×1●LAN:10GBASE-T×2●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 AORUSブランド最上位「XTREME」かつ「AI TOP」の名も冠するマルチGPU対応モデル。110A SPSを用いた18+2+2フェーズVRMデザインで、VRMヒートシンクはブロック型ではなくフィンを並べた「VRM サーマルアーマー」を採用する。
4基のM.2、USB4、デュアル10GbEなどインターフェースも充実。簡単DIY機能として各種の着脱をワンタッチで行える。
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×3、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×4、USB 5Gbps×8、USB 2.0×6、HDMI 2.1×1、HDMI 1.4(フロント)×1●LAN:5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 最上位「XTREME」とこれに次ぐ「MASTER」は8層低損失PCBを採用。VRMは110A SPSを用いた16+2+2フェーズ構成だ。加えて5GbEの採用やWIMA製コンデンサーを採用する高品質オーディオといったプレミア機能も搭載する。
なお、今季の同社X870系AORUS ATXマザーボードはすべて1番目のx16スロットの下は3スロット分のスペースを設け、拡張カード用には下詰めで2スロットというビデオカード主体のレイアウトを採用している。
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×3、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×3、USB 5Gbps×8、USB 2.0×6、HDMI 2.1×1、HDMI 1.4(フロント)×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 オールホワイトにこだわるPCを組むならこのマザー。基板はもちろん端子やスロット、AM5用のクーラー固定パーツなど細部までホワイトに統一されている。このクラスから6層PCBとなるが80A SPSを用いた16+2+2フェーズのVRMに、4基のM.2、2基のUSB4など充実したスペック。簡単DIY機能も充実しており、ビデオカードやM.2の着脱をツールレスで行える。
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×3、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×3、USB 5Gbps×8、USB 2.0×6、HDMI 2.1×1、HDMI 1.4(フロント)×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.3 ホワイトの“ICE”に対して、こちらは精悍なブラック。スペックはX870E AORUS PRO ICEは共通スペックで、あとはお好みでホワイトかブラックが選べる。同社AMD X870Eマザーボード中ではちょうど中間的なポジションで、設計&機能に対する価格のバランスがよい狙い目モデルと言えるだろう。
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×3、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×2、USB 5Gbps×8、USB 2.0×8、HDMI 2.1×1、HDMI 1.4(フロント)×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 X870Eで最廉価クラス。実売で5万円を切ってくるのは大きな魅力だ。それでも電源回路は80A SPS仕様の16+2+2フェーズ。各種簡単DIY機能も備えている。レイアウト自体は上位モデルと共通だが、オーディオ回路のヒートシンクを省略するなど細かなところでもコストダウンを図る。
X870 AORUS ELITE WIFI7 ICE
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 4.0 x4(x16形状)×1、PCI-E 3.0 x2(x16形状)×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×3、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×2、USB 5Gbps×6、USB 2.0×8、HDMI 2.1×1、HDMI 1.4(フロント)×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 Eの付かないX870チップセット採用で手に取りやすい価格のホワイトマザー。チップセット仕様では扱えるPCI-Eレーン数や、USBやSerial ATA 3.0のポート数が削減されているものの、製品レベルではUSBポート数が若干減った程度で目立った違いはない。M.2スロットも4基あり、USB4も追加搭載している。X870系AORUSで唯一、MOSFETにSPSではなくDrMOS仕様となっている。
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1、PCI-E 3.0 x4(x16形状)×2●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×1、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、M.2(PCI-E 4.0 x2接続)×1、SATA 3.0×4、USB 40Gbps×2、USB 20Gbps×1、USB 10Gbps×1、USB 5Gbps×5、USB 2.0×8、HDMI 2.1×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 現時点では今季のGIGABYTE X870系マザーボードで唯一の非AORUSモデルで、パソコン工房専売。全体的なデザインはストレートなスジ彫りやブラック/グレーのカラーリングをうまく組み合わせたシンプルなもの。M.2のヒートシンクは最上段のスロットのみなど、コストを抑えた比較的手ごろな価格が最大の魅力。
拡張スロット:PCI-E 5.0 x16×1●主なインターフェース:M.2(PCI-E 5.0 x4接続)×1、M.2(PCI-E 4.0 x4接続)×1、SATA 3.0×2、USB 40Gbps×1、USB 10Gbps×4、USB 5Gbps×4、USB 2.0×4、HDMI 2.1×1●LAN:2.5GBASE-T×1●無線:Wi-Fi 7、Bluetooth 5.4 Mini-ITXのホワイトマザーは希少だろう。しかもほかのICEモデル同様、端子もCPUクーラー固定用パーツもホワイト仕様だ。Mini-ITXだけに設計上よい部材が使われるが、本製品も10層低損失PCBに110A SPS採用の8+2+1フェーズVRMといった組み合わせ。小さいながらも簡単DIY機能まで詰め込まれており、ビデオカードやM.2をツールレス着脱できる。
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