コンシューマーモデルのIntel「Optane SSD」が登場、500GBクラスのSSDは若干値下がり

• HDD
  4TBが8,580円に
• SSD
  一般向けの「Optane SSD」登場
• メモリ
  8GB×2が1.8万円
• CPU
  「Coffee Lake-S」発売
  

3D XPoint採用の拡張カード型・高耐久SSD、Intel「Optane SSD 900P」が販売開始

　ハイエンドPC向けのIntel製SSDの新製品「Optane SSD 900P」が登場した。データセンター向けのOptane SSDは販売されているが、コンシューマー向けモデルはこれが初めて。

　特徴は「3D XPoint」メモリ技術の採用で、480GBが最大8,760TBW、280GBが5,110TBWという桁違いの高耐久性を獲得した。最大データ転送速度は読み出し2,500MB/s、書き込み2,000MB/s。PCIe拡張カード型・NVMe対応の480GBおよび280GBと、2.5インチ(15mm厚)の280GBがあり、後者は組み合わされるケーブルの違いで2機種に分かれる。価格は480GBが税込75,900円で、280GBはいずれも税込48,900円だ。

　同じくPCIe拡張カード型・NVMe対応のSSDでは、Corsair Neutron NX500の1.6TBモデルが11月中旬から販売開始。読み出し3,000MB/s、書き込み2,300MB/s(400GBと800GBは2,400MB/s)の高速性に加え、耐久性が698TBWから2,793TBWへと飛躍的に向上した。一般向け拡張カード型SSDのうち、現在店頭で買える機種としては最も容量が大きいが、お値段も税込229,800円と高額になっている。

「3D XPoint」採用のIntel Optane SSD 900P

SSDの週末特価品

　値動きは上昇と下落が混在。まず2.5インチは、480～525GBが前回比702円安の税込15,098円に下落しているが、これはColorful SL500に追加された480GBによる安値だ。低価格ばかりでなく、Intel製3D MLC NANDフラッシュメモリの採用も特徴で、耐久性は150TBW。なお、10月28日にIntel 545sの512GBが特価で税込14,018円を付け、最近1ヶ月ではこれがクラス最安値となった。

　M.2/NVMeでは、Patriot Hellfireの480GBが前回比2,222円安の税込21,578円に下落しており、480～512GBで最も安い。前回最安だったWesternDigital WD Black PCIeの512GBは、今回も特価ではあるが税込23,300円とやや上昇した。このほか、黒地に青のヒートシンクが目を惹くPlextor M8Se(G)は、1TBが7,190円安の税込52,980円、512GBが3,310円安の税込31,320円と値を下げている。