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夏本番に向けてPCをお手頃予算でカスタマイズ。3,500円以内のCPUクーラー集めてみました!
しっかり冷えてデザインも色々、定番&注目の空冷モデル9選 text by 石川 ひさよし
2026年6月5日 10:00
昨今、PCパーツが高騰していますが、空冷CPUクーラーは価格変動が比較的小さめ。とくにエントリーモデルは、現在でも手頃な価格帯で購入できます。ちょうど台風が過ぎてこれから夏本番へと向かう今、CPU冷却の見直し、PCイメチェン、低予算で楽しめるPCカスタマイズとして、空冷CPUクーラーはいかがでしょうか。
CPUクーラーは、手頃な製品でも、デザインの違いが分かりやすく、稼働中のCPU温度の変化という目に見える効果があるなど、選びがい、交換しがいがあるパーツです。今回は3,500円以内と条件を絞って空冷CPUクーラーを集めてみました。
空冷クーラーの定番“12cm角ファン”、“シングルタワー”
空冷CPUクーラー選びはサイズ感が大事です。大き過ぎてPCケースに入らない……なんてことがないよう注意しましょう。自作PCでもっともポピュラーな空冷CPUクーラーは、12cm角ファンを搭載する、サイドフロー型のモデルです。この「12cm角ファン」というのが基準となるサイズ感。CPUクーラー製品の高さにすると16cm前後です。自作PCでポピュラーなミドルタワーPCケースもおよそ16cm前後の高さのCPUクーラーをサポートする設計で作られています。
サイズの虎徹は、コスパに優れたCPUクーラーの代名詞。そんな虎徹も今では4代目となり、最新CPUへの最適化や、静音・高静圧の新型ファンなど進化を重ねています。トップカバーも搭載するようになり、スッキリした見た目になりました。
MSIといえば水冷CPUクーラーで知られますが、この製品は空冷モデル。ファンのブレードや軸受けなどで同社のノウハウが詰め込まれています。設計、製造ノウハウや品質管理など、クーラー専業メーカーに引けを取りません。
製品名にもある「3DHP」は、ベースプレートから垂直にヒートシンクを貫く2本のヒートパイプ。一般的なU字形のヒートパイプ設計では、デッドゾーンとなる部分にヒートパイプを通す構造で、優れた冷却性能を発揮します。
空冷シングルタワーのニューリーダー的存在で、以降「400」を型番に使うモデルが続出したほど。製品名はそのまま、現在はCTT(Core Touch Technology) 2.0へと進化し熱変換効率が向上しています。
コスパでAK400と比較されることが多いのがRT400です。ファンの最大回転数が高く、最大回転数域での動作音は大きくなるものの、冷却性能はこのクラスでは優れています。ヒートパイプを含めブラックに塗装されたシブめの外観です。
安くても個性的なCPUクーラーを2製品
3,500円以内という限られた予算の中でもユニークなスペックの製品は見つかります。“ひとひねり”が興味深い2製品を紹介しましょう。
PCCOOLERのK4-BKは、高さ15.6cmと一般的な12cm角ファン搭載モデルと同等ながら、13cm径ファンを搭載するモデルです。径やブレードが大きい分、最大回転数は1,600rpmと低めながら、12cm角ファン採用モデル同等の風量、静圧を実現しています。
Freezer 36は12cm角ファンを2基搭載するモデルです。ヒートシンクのサイズはシングルタワー型と同等、ヒートパイプの本数も同じなので、デュアルファン製品ながら価格は手頃。ファンが2基になることで、エアの抜けが向上し、冷却性能に寄与します。
スリムなPCケースには高さを抑えた製品を
デスクトップPCケースでも、スリムなものになるとより高さ制限が厳しくなります。また、ブック型ともなると高さ10cm以下でないと入らないといったことも。高さを抑えたモデルを2つ紹介しましょう。
Contac 9 SEは高さが13.1cm。最大2,000rpmの9cm角ファン1基を搭載し、TDP 120WまでのCPUに対応しています。Intel、AMD両ソケットで標準の機構に近い装着方法で、初心者の方も手軽に組み立てられます。
IS-40-XTはトップフロー型のモデル。4.7cmの高さの中に4本のヒートパイプ、9cm角ファンを備え、TDP 95WまでのCPUに対応しています。こうした本格スペックのトップフロー型CPUクーラーは高価になりがちなので、かなりコスパのよいモデルと言えます。










