特集、その他

一人でも揚げ物が超簡単に作れる!小型フライヤー「揚げもの亭」を買ってみた

温度調整機能付きで料理が苦手でも安心、サンコーの便利家電 text by 新井将彩成

サンコー 揚げもの亭

 筆者は大の揚げ物好きなのですが、手軽に揚げ物が食べられる飲食店の多くが営業自粛を実施。そろそろ揚げ物成分が足りなくなってきました……。自分以外にもそう思っている人が多いのではないでしょうか。

 どうしても揚げ物を食べたいのであれば、自宅で作れば解決しますが、調理器具の準備や温度調節といった料理スキルの壁が立ちはだかります。また、一人暮らしの場合、鍋一杯分の油を使うもの大がかりで、後片付けも難題になります。

 と、自宅で一人で揚げ物を楽しむのには困難だらけなのですが、そんな面倒を解決して手軽に揚げ物を楽しめそうなアイテム「サンコー 揚げもの亭」を手に入れたので、今回ご紹介します。

電気ポットサイズの小型フライヤー、温度調整機能もあり

 まずは外箱の開封からいきます。ほぼ正方形に近いタイプの外箱に入った状態で届きました。箱を開けると金属製のわっかがお出迎え。とりあえず本体を取り出します。

 製品の本体サイズは直径210×高さ220mmで、重量は約1,050g。ちなみに、購入時の金額は税込4,107円でした。

 本体は丸型の小さいポットのような形状で一般的な電気フライヤーと同じようなデザインをしています。

 付属品は串揚げ用の金串と串用フレーム、揚げ物カゴが同梱されています。串揚げのほかにポテトやから揚げなども調理できるようになっています。

 電源はACケーブルから給電する仕組みで、ケーブル長は約150cm。温度調整は80~190℃の間で調整が可能。火加減を調整するスキルが無くても簡単に使うことが可能で、料理の苦手な揚げ物難民には非常にありがたい機能です。電源は指定の温度にダイヤルを回すだけでONになります。

料理下手でも揚げ物が存分に楽しめるフライヤー温度を一定に保てるので調理も簡単

 さっそく「揚げ物亭」を使って今回はポテトとチキンを調理していきます。なお油は最大750ml、最低400mlと量が決まっているため、入れすぎたり少なすぎたりしないよう、使用する際は気をつけてください。

 使用方法は簡単で、ダイヤル式のスイッチを適正温度に合わせて電源をONにします。ダイヤル上には作る料理の適正温度が記載されているため、料理が苦手な人にも優しい仕様になっています。

 今回はから揚げとフライドポテトを調理してみました。チキンはそのままポットの中に、ポテトは揚げ物かごに入れて揚げています。ポテトは一度に揚げる量にもよりますが、最大の750mlまで油を注ぐのがおススメ。

 調理は簡単で、味の方もバッチリ。温度の自動調整機能も結構しっかり動作しています。冷凍のから揚げやポテトを買っておけば延々と自宅で揚げ物が楽しめるので、これはすばらしい!

 ちなみに、設定した温度に加熱される時間は数分ほど。普通にガスなどで温めるよりも気持ち早いかな?と感じられました。今回は試しませんでしたが、専用の串が付いているので、串揚げなども簡単に作れそうです。

 なお、PCデスク上でも使えそうな感じですが、調理中はそれなりに油が跳ねたりもするので、PCの真横で揚げ物を作ったりするのはやめた方が良さそうです。

 揚げ物は調理の後に残った油の処理が大変だったりしますが、使い終わった油は本体に蓋をすることでそのまま保存することも可能。付属の蓋は上部に綿が詰められた構造になっており、油の再利用も考慮したものになっています。

 コンセントによる給電で場所を選ばない、しかも調理も簡単で失敗しない。お一人様はもちろんのこと、家族や友達と揚げ物パーティーをするのにも良いアイテムかもしれません。お手頃な小型フライヤーを探している人にお勧めの一品です。