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フォートナイトも仕事も勉強も快適なPCを割安に、OfficeバンドルゲーミングPCの魅力
永続版Officeが格安になるFRONTIERのゲーミングPC「FRGAH370F/SG1」 text by 坂本はじめ
2020年7月23日 00:05
時節柄、自宅での仕事や勉強に使えるPCや、新しい環境に合わせたPCの購入を検討しているユーザーも多いだろう。
仕事用や学校用となると、ビジネス向けのモデルからPCを選ぶことが多いのではないだろうか。ゲーミングPCが欲しかったものの、泣く泣くビジネス向けモデルを選ぶといったこともあるだろう。
そこで提案したいのが、Office 2019搭載ゲーミングPCだ。BTOのゲーミングPCには、割安にOfficeスイートを導入できるプランが用意されているモデルもあり、これを活用することで遊びも仕事も両立できるPCがお得に購入できる。
今回はFRONTIERのBTO PCを例に、Office 2019搭載ゲーミングPCの魅力を紹介しよう。
1万円以上安くOffice 2019が手に入る!プレインストール版Office 2019が選べるゲーミングPCを検討しよう
Office 2019は日本マイクロソフトの永続ライセンス版FRGAH370F/SG1で、サブスクリプションで提供される「Microsoft 365(旧・Office 365)」とは違い、購入後に使用ライセンス継続のための課金を必要としない。
その分、販売価格はそれなりに高価。WordとExcelが使える「Office Personal 2019」をMicrosoft Storeで購入する場合の価格は税込32,784円、PowerPointも利用できる「Office Home & Business 2019」になると税込38,284円となっている。商用利用も可能でデファクトスタンダードなソフトであるとは言え、安い買い物とは言い難い。
そんなOffice 2019をより安く入手する手段となるのが、PCにインストールされた状態で販売される「プレインストール版」の利用だ。
BTO PCを手掛けるFRONTIERでは、BTOオプションとしてプレインストール版Office 2019を提供しており、Officeスイートとは縁遠く感じられるゲーミングPCであっても、オプションを利用することでOffice 2019搭載PCとして購入することができる。
FRONTIERでは、Office Personal 2019で税込19,800円(税抜き18,000円)、Office Home & Business 2019は税込27,500円(税抜き25,000円)でプレインストール版を提供しており、これはMicrosoft Storeで販売されている通常版より1万円以上も安価だ。
FRONTIERのようなBTO PCメーカーが提供するプレインストール版のOffice 2019は、通常版を購入するよりもかなり割安だが、Officeスイートを利用できるからといってゲーム性能を妥協したPCとなってしまうのでは、ビジネス向けPCを購入することと同じことになってしまう。
永続版Office 2019プレインストールモデルとして用意されているFRONTIER FRGAH370F/SG1が、ゲーミングPCとしても高性能なのか続けて見ていこう。
ゲームもデスクワークも妥協しないユーザーにおすすめ質実剛健の高コスパ・ゲーミングBTO「GAシリーズ」
FRONTIERのBTO PC中でも、特にコストパフォーマンスの高いゲーミングPCが「GAシリーズ」だ。組み立て品質にも優れ、スペックの面でもバランスの良いモデルが多い。
200×423×485mm(幅×高さ×奥行)のミドルタワー型ケースを採用するGAシリーズは、LEDイルミネーションやガラスパネルを排した質実剛健なBTO PCで、Office 2019のプレインストール版を含む多様なオプションによって、用途に応じた構成のPCを比較的安価に構築することができる。
今回、FRONTIERに組み立ててもらったのは、Core i7-9700FとGeForce RTX 2070 SUPERを搭載するモデル「FRGAH370F/SG1」をベースに、日本マイクロソフトのOffice 2019とBlu-rayドライブを追加したカスタマイズPC。価格はOffice Home & Business 2019プレインストールなら税込210,980円(税抜き191,800円)、Office Personal 2019プレインストールモデルなら税込203,280円(税抜き184,800円)だ。なお、Blu-rayドライブが不要であれば、それぞれの価格から8,470円(税抜き7,700円)安価に購入できる。
確かなゲーミング性能を持ったCPUとGPUに加え、ゲームのインストール用としても安心して使える500GBのSSDや、合計16GBのDDR4-2666メモリを搭載。プロセッサから足回りまでハイレベルなパーツが揃っており、ゲーミング用途で高いパフォーマンスが期待できる構成だ。
ENERMAX製のサイドフロー型CPUクーラーを搭載したことで静粛性にも優れており、Blu-ray Discや動画配信サイトでの動画鑑賞も快適。ゲームはもちろん、それ以外のエンターテイメントも広く楽しめるPCに仕上がっている。
最高画質設定のフォートナイトも144fpsターゲットで遊べるゲーミングPCとしての実力もばっちり
今回用意したBTO PCのゲーミングPCとしての性能がどれほどのものなのか、バトルロイヤルTPS「フォートナイト」で確認してみた。
画面解像度1,920×1,080ドット設定で、描画設定(クオリティプリセット)を「最高」に設定してプレイしてみると、だいたいの場面で144fpsを超えるフレームレートで動作した。描画負荷の大きくなるシーンでは144fpsを割り込むシーンもあるものの、高画質設定でも高フレームレートでのプレイが可能であるようだ。
フォートナイトのリプレイ機能を利用して、同一のシーンで描画設定「最高」と「高」でフレームレートを測定した結果が以下のグラフだ。
描画設定「最高」でのフレームレートは、平均で162.4fpsを記録しており、最小は118fps。140fpsあたりをターゲットにするなら最高で十分に遊べる。描画設定「高」の平均は205.9fpsで、最小も140fpsを記録。常時140fps以上で200fpsあたりをターゲットにするならこちらの設定で遊ぶのがお薦めだ。
いずれにせよ100fpsは軽々と超えており、フレームレートの重要性が高いフォートナイトを本格的に楽しめる性能を備えたゲーミングPCであることは疑いない。
おすすめはPowerPointが使える「Office Home & Business 2019」ゲーミングPCならOffice 2019も当然快適
ゲームは現代のPCにおいて特に性能を必要とする処理であり、フォートナイトを高フレームレートでプレイできる今回のBTO PCなら、Office 2019の動作も当然軽やかだ。軽快な動作で作業中に貯まるストレスを軽減できることも、Office 2019をゲーミングPCにプレインストールするメリットだ。
Wordでの文書作成やExcelでのグラフ作成はもちろん、3Dモデルを使った先進的なプレゼンテーション資料の作成もサクサク行える。Office 2019はGPUを活用するアプリケーションでもあるので、ビデオカードも無駄にならない。
なお、FRONTIERのBTO PCでは、プレインストールするOffice 2019のエディションを3種類から選択できるのだが、もっとも安価なOffice Personal 2019には、プレゼンテーション作成ソフトである「PowerPoint」が含まれていない。
PowerPointは、Officeスイートの中でも特に活用機会が多く、汎用性の高いアプリケーションのひとつだ。自身がプレゼンテーションを行う際に使うのはもちろん、資料がPowerPoint形式で送られてくることも多い。また、仕事用と思われがちだが、学生にも活用してもらいたい。プレゼンテーションがうまく行えるかどうかが評価に繋がることも多く、早い段階から慣れておいて損はない。
PowerPointの有無は非常に大きな差となるので、プレインストール版は同ソフトが含まれるOffice Home & Business 2019以上をおすすめする。
仕事も勉強もエンタメもばっちりなOffice 2019搭載ゲーミングPCを入手しよう
プレインストール版のOffice 2019は、より安く永続ライセンス版のOfficeスイートを入手できる手段だ。それをゲーミングPCに導入すれば、デスクワークもエンターテイメントも存分に楽しめる万能PCができあがる。
「ゲーム専用」では業務用途に導入しにくいし、学業用に親に購入してもらうといったことも難しい。Office 2019が快適かつバッチリ使えるとなれば話は別で、導入する際の説得材料の一つにもなる。
高性能なCPUとGPUを備え、十分なメモリ容量とSSDを備えるゲーミングPCは仕事や勉強で使っても快適だ。自宅でPCに触れる機会が多ければ多いほど、その性能と利便性の恩恵は大きい。
仕事も勉強も遊びも軽やかにこなせるPCの選択肢として、FRONTIER FRGAH370F/SG1のようなOffice 2019プリンストールモデルも用意されたゲーミングPCを選択肢に加えてもらいたい。
[制作協力:FRONTIER]