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「パソコン自作力検定」に三度目の挑戦、第3回は日本マイクロソフト本社見学ツアーも実施

パソコン自作力検定のポスター

 PC自作に関連する理解度を確認できる検定試験「パソコン自作力検定」の第3回が8月25日(日)に実施。編集部からは継続して久保が挑戦してきました。

 試験は東京・大阪の2会場で実施。東京会場は前回までの秋葉原ダイビルから、日本マイクロソフト品川本社のセミナールームに変更。大阪側は前回同様、日本マイクロソフト大阪オフィスのあるラグザタワー ノースオフィス5階のセミナールームで実施されています。筆者が受験してきたのは東京会場。東京会場の受験者は110人ほどでした。

 今回の目玉は、何と言っても試験終了後に実施された日本マイクロソフト品川本社オフィスの見学ツアー。東京会場限定ではありましたが、製品デモスペースや会議スペースなど、一般開放されていないフロアを見てまわれる貴重な体験ができました。

至る所に椅子がある日本マイクロソフトの関係者向けフロア、近未来風会議室も

360°カメラを備えるガラス張りの会議室
Microsoftの歴史がわかる巨大なタッチディスプレイ
XboxとKinectのデモブース
書斎風のコンセプトスペース
入力機器関連の展示スペース
タッチパネルPCやSurfaceのデモ機
Windows Phoneも展示中
カフェスペース(受験日は休業)
記者会見用ブース?
フロアの内装はかなりポップ
会議室で見かけた珍しい時計
至る所に設置してある椅子と机
通路沿いのミーティングスペース
社員向けのフリードリンク
会議室の一部、部屋数はかなり多い
会議室はほぼプロジェクタ完備

 オフィス見学ツアーは、取引先関係者などが招かれた際に利用可能なフロア(31F/30Fの一部)を日本マイクロソフトのスタッフがガイドしてくれるというもの。

 関係者向けのフロアはの内装はかなりポップなデザインで、製品デモ用のコンセプトルームや製品展示ブースがあったりと見ていて飽きません。

 ビデオ会議室のデモスペースはガラス張りの部屋で、SF作品に出てきそうなかなりの格好良さ。360°カメラを中央に備え、参加者全員を画面に表示。発言した際、その人物が大きく表示されるビデオ会議システムと連動しています。遠方でも距離感を感じにくい会議が行なえるそうで、かなり便利だとか。

 リビングルームを模したXbox + Kinectのデモスペースや、書斎を再現したPC利用シーンのコンセプトブースなどは「こういうところで生活したいな~」と思わせる魅力があり、製品アピールとしてはなかなか良かったりします。

 個人的に「おっ!」と思ったのがWindows Phoneのスペース。最近影が薄くなってしまった同製品ですが、主力製品の一つとしてしっかり扱われていることが確認できました。Windows Phoneの波はそのうちくる……かも。

 フロアをまわっていた目に付いたのが至る所にある椅子と机で、軽いミーティングや雑談が行いやすいように用意されているそうです。社員向けのフリードリンクが用意されていたりと、こういう所は大手外資系の企業らしいなと。

 ちなみに、同フロアにはカフェも併設されていますが、残念ながら受験日は休業。機会があればマイクロソフトのコーヒーを味わってみたいですね。

 PCマニア的には楽しめる部分が多いので、関係者しか見れないのはもったいない気が。イベント等で機会があれば一般ユーザーにも開放してもらいたいところです。

試験の監修は引き続き高橋敏也氏が担当、問題はより正当派に

解答用紙とアンケート用紙
会場内の様子
ストラップは参加者プレゼント
席表、東京側は2フロアで試験を実施

 検定の方ですが、受験した感想は一言で表すと「堅い」。ホビー検定ではありますが、正当派の検定試験といった感触で、50点取れたか怪しいです……。

 試験問題は前回に続き高橋敏也氏が監修しており、難易度的には前回とほぼ同等。ただし、ギャグ要素があったりする問題は無く、ゆるめの問題は窓辺ゆう・あいに関する問題が1問あった程度。

 高橋敏也氏によると、ギャグやネタに走った問題は受験者には不評だったそうで、今回そういった部分は排除する方向で問題を作成したとのこと。たしかに解答の選択肢に「バルス」があったりするようなネタ色の強い問題は今回皆無でした。

 基本的に問題の傾向などは前回からの流れが踏襲されており、PC関連の規格(サイズ、転送速度)、製品コードネーム、PCパーツの仕様(動作クロック等)などを問う正統派の問題が主。「なるべく古いパーツの設問は避けた」(高橋氏)とのことで、年齢(自作歴)による難易度差が発生しないよう配慮されたようです。

 個人的に難しいと思ったのは、Windows 8ショートカットキーの操作方法、NACに搭載されているマザーボードのサイズとその規格名、Linuxでファイルを展開する際のコマンドなど。Windows 8は普段使っているものの、新規に追加されたショートカットキーは使っていなかったので全くわからず(苦笑)。新製品や新しいパーツはしっかり触っておくべきですね……。

 ちなみに、イーアリーナのスタッフによると、「当日の受験者数は、東京会場が約110人、大阪会場が約30人の計140人ほど」とのこと。日本マイクロソフト本社の見学ツアーがあったため、東京会場側に受験者が集中したそうです。

次回開催はどうなる?

ミニトークショー
森田氏も検定に参加
日本マイクロソフト本社の入り口
入るには特別な入館証が必要

 なお、見学ツアーは2班にわけて行われ、後半グループには待ち時間を潰すため高橋敏也氏と弊誌編集長鈴木のミニトークショーが開催されました。試験作成にまつわる苦労話がメインに語られ、トークの最後には検定には入らなかったネタクイズも。

 トークショウでは業界の状況を反映してか、次回開催に関して「全ては予算次第」(高橋氏)といったシビアなコメントが出る場面もあったものの、「自作PCを楽しむということに原点回帰したい」、「続けられる限りは続けたい」といった前向きにな方向性も示されたので、次回も開催されそうな雰囲気です。

 検定+見学ツアーというかたちでイベント色の強くなった同検定。今後も参加者が楽しめるかたちで続くことを期待して次回の開催を待ちたいと思います。

[撮影協力:日本マイクロソフトとイーアリーナ]