取材中に見つけた○○なもの
Seagateの20TB HDDが2019年に登場?Lexarは日本でも近日復活!
COMPUTEX取材時に見かけた気になるアイテム -ストレージ関連製品編-
2018年6月20日 08:05
COMPUTEX 2018のブースレポートを6月上旬からお届けしましたが、そこでは拾えなかった気になるアイテムを紹介したいと思います。
いくつかジャンルを分けてご紹介しますが、まずはストレージ関連の製品からいきます!
20TB HDDのモックをSeagateが展示、HAMR技術採用のHDDは2019年に登場
Seagateのブースには、HAMR(熱アシスト磁気記録)を採用するHDDのモックが展示されていました。
モックなので動作はしないとのことでしたが、「2019年にはショップで購入できるようになる、楽しみに待っていて欲しい」と言われたので、2019年には発売されることになりそうです。HMARが実用化されれば容量が一気に増えることが見込まれるので、来年はHDDが面白い年になるかもしれません。
また、1プラッタに対し、表裏合わせて4ヘッドでアクセスする「MACH.2」技術採用HDDのモックも展示さえていました。Seagateは結構攻めてます。
LexarがSSDを投入予定、日本でもメモリーカードの販売を再開
Longsys ElectronicsグループとなったLexarですが、ブースでは850MB/sをうたうUSB接続のポータブルSSDを展示していました。
頑丈なタフ仕様のモデルで、速度は850MB/s。屋外で撮影の際に、データの受け渡しやバックアップを取るには便利そうです。なお、Lexarは日本市場にも近日再参入予定で、Micron時代に取り扱いのあったSDカードやCFといったメディアは全て取り扱いを継続するとのことでした。また、PC向けの内蔵型SSDの投入も検討しているそうです。
「Lexar Come Back!」とのことなので、期待して日本での製品発売を待ちたいと思います。
実はHDD×3台搭載NASがトレンド?10GbE LAN環境製品も積極的に投入するQNAP
QNAPのブースには新旧様々なNASやネットワーク関連製品が展示されていました。
自分は古い人間なので、ドライブのベイ数は偶数が基本というイメージなのですが、今は3ベイタイプが人気だとか。8TB HDDなどを使うと考えると、少ない台数でも容量は十分確保できるので、3ベイは理にかなった構成なのかもしれません。日本でもスタンダードは3ベイになるかも?
また10GbE対応機器にも力を入れており、上位モデルのNASはほとんどのモデルが10GBASE-T搭載、12ポートタイプの10GBASE-Tハブも展示されていました。
真っ白でRGB LEDも搭載したPCIe SSDをGALAXが展示
白いPCパーツ好きとしては外せない、真っ白でPCI Express 3.0×4レーン接続のSSDがGALAXのブースに展示されていました。
型番や大まかなスペックに関しては記載があるものの、速度の表記が無いのでまだ開発中なのかもしれません。ラインナップが1TBのみのようなので、高級モデルになてしまいそうなのが心配ですが、基板もケースも真っ白かつRGB LEDを搭載したSSDは他には無いので、是非販売して欲しいところ。手が出せる価格帯なら購入したいです……。
ちなみに、GALAXのブースにはウェアなども展示されており、ブランド自体をおしゃれな方向に持って行きたそうな印象を受けました。この手のものはRazerが大成功しているので、もしかしたらアリなのかも?