取材中に見つけた○○なもの

台湾の清涼飲料水をいろいろ飲んでみた

感動したものから洗礼をうけたものまで13種類+αを紹介

 ちょっと時間がたってしまいましたが、台湾で開催されたCOMPUTEX TAIPEI 2015の取材の合間に飲んできた現地の飲料をご紹介します!

 日本にはない美味さを持ったものや、独特な個性があるものなど、日本で見かけることがなさそうなものをチョイス。話のネタになるかはわかりませんが、お楽しみください~。


Lemon+C氣泡飲(檸檬口味)

 1本目は無難そうなところでレモンソーダにしました。味も癖などはなく飲みやすい感じ。日本で販売されてるレモン系の炭酸飲料と大きな違いはありません。映画とのコラボ製品なのか、パッケージにはマイティ・ソーが描かれていました。

 台湾も日本とそれほど味の好みは変わらないのかもな~と思いましたが、直後に台湾ならではの味を堪能することに……。


一本楊桃汁

 スターフルーツを使った飲料。今回の台湾滞在中でもっとも飲みきるのに時間がかかった一品。

 後味が飴を飲んでいる感じというか、甘さがかなり強く残ります。台湾の洗礼を到着早々にうけたなと……。個人的にはシロップの原液を飲んでいるような感じで、朝一から飲むには厳しい感じ。割りものが欲しくなりました。

 ちなみに、甘すぎて飲みきれないと思っていたのですが、不思議なもので疲れ切った体にはこの濃い甘さが心地良いものとなり、この日の取材の終わり頃にはゴクゴクと飲めるように……。


APPLE SIDRA(蘋果西打)

 上のスターフルーツの飲料でビビってしまい、再び安パイっぽいものに手を出してみました。味はサラリとした感じで、甘さも酸味もほどよく、なかなかの味です。

 リンゴは日本では超メジャーな果物ですが、台湾でもそこそこ人気のある果物のようで、スーパーなどでも見かけました。


NANTUCKET NECTARS Kiwi Berry(南大克 奇異果苺汁)

 台湾滞在中、個人的に最も美味いと思ったジュース。

 キウィとラズベリーの組み合わせは初めて飲みましたが、果物のフレッシュさがありつつも味の複雑さもあり、それでいて後味もすっと抜けて飲みやすいです。これは美味い、大量に買って家に常備したい!フルーツ系の飲料が好きな人にはぜひお勧めしたい一品。

 見た目があまり鮮やかではないので期待しないで買いましたが、良い意味で大きく期待を裏切ってくれました。


KIRKLAND Signature grape Soda

 COMPUTEXの会場でプレス関係者に配布されていたグレープサイダー。

 現地のメジャーなグレープサイダーかと思い手に取りましたが、背面を見ると見慣れた日本語が……。日本のコストコでも普通に買えるもののようです。色は薄いカラーインクのパープルのような感じで鮮やか。

 ちなみに、日本で販売されてるコカコーラやファンタなど、有名どころの飲料は台湾でもかなりの量が流通しています。


保力達 蛮牛

 疲れのピークといたタイミングで買ってみたドリンク。味は日本の栄養ドリンクとエナジードリンクを足して2で割ったような感じが近いと思います。

 おそらく超微炭酸で、飲んだときにすっきりとする感じがあります。この感じは日本にはないもので、かなり気に入りました。日本でも販売して欲しい!日本の栄養ドリンクのようなくどさも無く、エナジードリンクのような炭酸の強さもないので、栄養を手軽に補給するときに良さそうです。


舒跑 運動飲料

 台湾ではポピュラーなスポーツドリンク。ほんの少しだけ清涼感を感じさせるような風味がつけられていますが、味は日本のスポーツドリンクなどとかわりません。

 非常に飲みやすく、長時間外を歩いたりする時には持ち歩きたい1本です。


白馬 馬力夯

 台湾での栄養ドリンク2本目。こちらも日本の栄養ドリンクとエナジードリンクの中間のような味で、飲みやすいです。蛮牛と同じ後味なので、わずかに炭酸が入ってる感じがします(ただの酸味だったらごめんなさい)。

 死ぬほど疲れているときに飲んだので、効果のほどはよくわかりませんでしたが、筆者的に好きな味でまとめ買いしたい感じでした。

 ちなみに、このドリンクのCMをYoutubeなどで見ることができますが、ノリがなかなか凄く、ネタ度は蛮牛よりも上かもしれません。


老虎牙子 玫瑰氣泡有氧

 バラの香りがする炭酸飲料。香水のような香りがするお菓子や飲料が好きな人はハマる感じ。逆に苦手だと一口も飲めないかも。なんとなくですが、飲んでいると体の中の香りも良くなるような気がします。

 味は酸味のないサイダーといった感じだと思うのですが……、結構香りが強いのでフルーツ系の味付けがしてあったかもしれません。


黒松沙士

 台湾ではとてもポピュラーな飲料。現地の人の話では、子供の頃からみんなが飲んでいるとのことです。

 味の系列としてはルートビアやドクターペッパーが近い感じですが、飲みやすさは段違い。ルートビアやドクターペッパーの癖をライトにしたような感じというか、比較的万人が飲みやすい味になっています。

 ちなみに、筆者はルートビアが結構好きなので、黒松沙士が日本でも購入できればかなりの頻度で飲みそうな気がします。


真珠薏仁露

 真珠を使った飲料のようです。日本には無いタイプの飲料なのでチャレンジせねばと買いましたが、筆者にはハードルが高かった……。台湾の洗礼2回目。

 粉っぽさががあり、口の中にザラザラした感触が残ります。飲んだ後に一口お茶が欲しくなる感じ。味自体は体に良さそうな優しい味で、好きな人は大量に飲めるタイプ。粉っぽさが苦手かどうかで評価が分かれそうです。


Cranbery Resreshers

 日本のコンビニではあまり見かけないクランベリージュース。台湾だと気軽に購入できます。味の方はフルーツ系の飲料が好きな人なら気に入るはず。後味も良く、果物の味も楽しめます。

 蒸し暑い夜に飲んだこともあり、格別の味だったことを思い出します。日本でもクランベリージュースが気軽に買えるようになって欲しいところ。


Hi Plus

 帰りの空港で飲んだ一本。見た目から想像できるかもしれませんが、カルピス系の味で、優しい乳酸系炭酸飲料といった感じ。

 帰国前最後になるので変わったものをチョイスしたかったのですが、空港は日本でも普通に販売されているものが多かったりと、癖のあるものが残念ながらありませんでした。


金牌 台灣啤酒

 最後は酒になるのでおまけですが、台湾を代表するビールもしっかり飲んできました。日本のビールと比べると飲み口が軽い感じがします。湿度が高い中でも飲みやすい味で、個人的は日本のビールより好きだったり……。

 ちなみに、台灣啤酒にはカクテル的なビールもあり、パイナップルやマンゴー、ブドウといった果物で割ったものも販売されています。

 といったところでレポートは終了。このほかにも多数の清涼飲料水が店頭には並んでいるので、来年も台湾に行くことがあればチェックしてきたいと思います。

(久保 勇)