|
ついに定番の山洋製CPUクーラーも銅を採用、Pentium 4向け新製品
その製品とは、Pentium 4用として今週から出回り始めている「CPU-P4HC」。これまでほとんど構造を変えることのなかった山洋製CPUクーラーだが、この製品では従来とはまったく異なる構造を採用しており、分厚い銅板と蛇腹状のアルミ製ヒートシンクを合体させたものになっている。これは現行のPentium 4リテールパッケージで採用されている山洋製CPUクーラーとも違う形状だが、おそらく飛躍的な性能アップを実現するために思い切った変更を余儀なくされたものと考えられる。可能性としては、銅を採用した新構造の製品が今後Intelに採用される可能性もありそうだ。
最近のCPUはスピードよりも熱対策が肝とも言われるが、ついにCPUクーラーの大御所も銅を採用せざるをえなくなった、ということらしい。なお、これを発売したオウルテックによると、熱抵抗は0.4C/Wの実力を持ち、Pentium 4の最上位モデルである1.5GHzまで対応しているという。実売価格は4,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
このほか、高さ31mmという薄型の山洋製Socket 370用CPUクーラーもオウルテックから2種類発売になっている。いずれも通常のアルミ製ヒートシンクを採用した製品で、サイズが68mm(幅)×67.3mm(奥)×31mm(高さ)の「CPU-F1S」が実売価格3,600円~3,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)、64mm(幅)×50.8mm(奥)×31mm(高)の「CPU-K9S」が3,400~3,600円で販売中(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□CPU-P4HC/CPU-F1S/CPU-K9S(オウルテック)
http://www.owltech.co.jp/2001/newsindex.html
(CPUクーラー) |
[↑前の記事]: | “たぶん30GBプラッタ?”のWestern Digital製HDDが店頭に並ぶ |
[↓次の記事]: | 冷却材トレンドは銅から銀へ?銀仕様の製品が続々と発売に |
Copyright (c) 2001 impress corporation All rights reserved.
E-Mail:akiba-pc-info@impress.co.jp
|