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マルチディスプレイとD端子を標準サポートするビデオカードが発売
製品名は「TVC-D3/AGP2」。とにかく画面の出力方法として“なんでもあり”の製品で、標準搭載のVGAコネクタ2つを使ってマルチディスプレイの環境が作れるほか、ブラケット中央にある丸型コネクタを使い、同梱されている3種類のケーブルを用途に応じてつなぎ替えることで、D端子やコンポーネントビデオ、S端子などにも画面を出力できる。同梱されている3種類のケーブルは2.5mの長さがあるため、PCから少し離れたTVでもそのまま接続可能だ。
D端子の出力フォーマットはD3で、D3端子以上に対応したTVと接続できる。ビデオチップが3D処理の点で非力な点が気になるところだが、最新AV機器との本格的な連動を狙ったPC環境を構築するには最適な製品といえそうだ。
ただし、Windows 2000ではマルチモニタ機能が使えない点と、AGP2xで動作するためにi850チップセット搭載マザーボードなどAGP2x非サポートの環境では使えない点に要注意。動作確認の取れたTVなどのリストが同社の製品情報ページに掲載されているので、気になる人は要チェック。
実売価格は23,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□TVC-D3/AGP2(アイ・オー・データ機器)
http://www.iodata.co.jp/products/video/tvcd3agp2.htm
【2001/2/17】PCの映像をD端子付きTVに出力する初の製品がカノープスから登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010217/sshhdtv.html
(アイ・オー・データ機器 TVC-D3/AGP2) |
[撮影協力:コムサテライト3号店]
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