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「Millennium G550」の日本語版リテールパッケージ登場、ソフト付き
ビデオメモリに32MBのDDRメモリを搭載し、DVI-IコネクタとVGAコネクタを各1つずつ備えるといったビデオカード自体の仕様は先週登場したバルク品と同じだが、今回登場したリテールパッケージ品の注目すべき点は、Matrox G550ビデオチップの独自3Dエンジン「HeadCasting Engine」に対応したソフトがバンドルされていることだ。
3Dグラフィックスで描かれた顔型の「バーチャルプレゼンター」が、あらかじめ録音した音声に合わせて口などの表情を変化させてPowerPointと連動したプレゼンテーションを行なう「Matrox Virtual Presenter for Microsoft PowerPoint」や、相手の音声に合わせて3Dグラフィックスによる表情がリアルタイムに変化するオンライン音声通信ソフト「HeadFone by LIPSinc」、正面と側面の人物画像から「HeadFone by LIPSinc」用の3Dグラフィックスを作成できる「Digimask System」などが付属し、G550最大の特徴である「HeadCasting Engine」を実際に体感することができる。
ただし、「HeadFone by LIPSinc」と「Digimask System」については日本語環境での不具合が確認されているとのことなので、これらのソフトを今すぐ利用してみたいという人は要注意だ(後日修正版が配布される予定)。
ハードウェアとしてはバルク品と同等だが、注目ソフトのバンドルや、サポート面の安心を考えれば日本語化されたリテールパッケージ品が安心。安定した環境で長く使いたいという人は、このリテールパッケージ品を選択するといいだろう。
□Millennium G550(ジャパンマテリアル)
http://aserve.procen.net/infomagic/products/view.asp?I_compname=Matrox&I_groupname=Millennium+G550
【2001/8/25】Matroxの最新ビデオカード「Millennium G550」がデビュー飾る
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010825/etc_g550.html
(Matrox Millennium G550) |
[撮影協力:高速電脳とコムサテライト1号店]
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