FREETECHから5インチベイサイズのTualatin対応マザー「P6F139」発売
所狭しと配置されたCPUソケットやチップヒートシンク、IDEコネクタ、FDDコネクタ、DIMMスロット、ATX電源コネクタなどが基板サイズの小ささを物語っているが、I/Oパネル部は通常のATXマザーボードと同様のダブルデッカータイプを採用し、一般的なPCケースとの互換性を保っているあたりはなかなか侮りがたい。そのI/Oパネル部には、10Base-T/100Base-TX対応LANやUSB、VGA出力、LINE-OUTなどの各コネクタを装備し、またI/Oパネル部の反対側にはIEEE-1394(6ピン)コネクタを備えるなど、インターフェイスの種類も豊富だ。
AGPヤPCIスロットを搭載していない点は残念だが、これは基板のコンパクトさとトレードオフだろう。とはいえ、基板上にPCIスロット用のヘッダピンは備えているので、ユーザー自身でスロット部品などの調達や加工ができれば、PCIスロットを利用することも可能だ。
フォームファクタが独自仕様であるため、PCケースとの相性を事前によく調べておく必要はあるものの、ダブルデッカータイプのI/Oパネル部や通常のATX電源コネクタを備えている点などから、一般的なPCケースであればそれほど気にする必要はないかもしれない。「5インチベイPC」といった独自の小型PCの自作以外に、既存の小型PCケースで内部スペースにもっと余裕を持たせたいといった場合などにも有用なマザーボードと言えそうだ。
実売価格は28,800円~29,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
□P6F139(フリーテック・ジャパン)
http://www.free-tech.jp/p6f139.htm
【2001/3/10】世界初のCrusoe搭載マザーボードが登場、メモリもオンボード
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010310/etc_ib750.html
【2001/3/10】AMIから5インチベイに収まるサイズの超小型マザーが登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20010310/etc_indium.html
(FREETCH P6F139) |
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