【 2002年8月3日号 】

星野金属がALTIUMのキューブ版など新製品を来週多数発売

ALTIUMALTIUM
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 アルミ製のフロントマスクが印象的だったミドルタワーケース「ALTIUM」をキューブ系自作PCキット化した製品はじめ、カラーバリエーションモデル(レッド、ブルー)、既存のタワー型「ALTIUM」用オプションキットなど、星野金属から多数の新製品が9日(金)に登場することになった。

 これら製品のサンプル展示がTSUKUMO eX.、T-ZONE. PC DIY SHOPでスタートしている。

 「ALTIUM」キューブモデルは、ミドルタワーケース「ALTIUM」の持つ独特の雰囲気はそのままに、筐体サイズをキューブ系にコンパクト化したSocket 478対応自作PCキット。フロントマスクはアルミ素材やビス、通気孔が剥き出しというまさに「ALTIUM」そのもので、そのほか5インチベイ×2と3.5インチベイ×1、サウンド、USB、IEEE-1394、SPDIFの各コネクタを装備している。電源ユニットにはACHME製の200Wタイプを、マザーボードにはShuttle製のSiS651チップセット搭載マザーボード「FS51」をそれぞれ採用。カラーはシルバーとブラックの2色が登場する予定だ。

 ちなみに、TVチューナー付きキャプチャカードの定番であるカノープスの「MTV1000」「MTV2000」はDIMMスロットに接触してしまうため搭載はできないとのこと。これはちょっと残念といえるかもしれない。

 タワー型「ALTIUM」のオプションキットは、ケースファンを備えた左面カバー「Direct Cooling kit」、静粛性を高める左右上面カバーや吸音シート、静音ファンなどがセットになった「Silent kit」、USB 2.0対応ポートやIEEE-1394ポート、サウンド端子を備えた5インチベイ用コネクタボックス「General USB2.0 kit」、通気孔を備えた左右上面カバーのセット「Cooling Cover kit」、5インチベイ2つを使用する強力吸気キット「5W Cooling kit」という全5種類。

 中でも「Direct Cooling kit」は、上面、左右両面の3カ所のカバーなどを交換するという大掛かりなものだが、カバーに吸音シートを装着したり、静音ファンを利用したりすることで、5dB以上の静粛化が実現できるという。静音PCを自作したいがパーツ集めが面倒、という人は「ALTIUM」本体とこのキットをまとめて購入してしまうというのもアリだろう。

 また「ALTIUM」関連以外では、microATXミニタワーを採用したSocket 478対応自作PCキット「Paradox」のバージョンアップモデル「ParadoxII」の展示もスタートしている。マザーボードがASUSのi845Gチップセット搭載Socket 478マザーボード「P4B533-VM」に変更され、「Paradox」シリーズとして新たにFSB 533MHzやUSB 2.0サポートしたのが大きなウリとなっている。

□ALTIUM/Paradox(ソルダム)
http://www3.soldam.co.jp/barebone/altium/index.html
http://www3.soldam.co.jp/case/altium/opt.html
http://www3.soldam.co.jp/barebone/paradox/
□関連記事
【2002年7月13日】フロントもアルミで統一した星野金属製PCケース「ALTIUM」発売
http://watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20020713/etc_altium.html
【2002年2月9日】星野金属からmicroATXのPentium 4対応自作PCキット「Paradox」が発売に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020209/etc_paradox.html

 (星野金属 ALTIUM)

[撮影協力:TSUKUMO eXT-ZONE. PC DIY SHOP]


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